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だるま朝日 冷え込みで蜃気楼が発生 くびれた太陽 和歌山・新宮

2021/04/26 06:49 ウェザーニュース

今日4月26日(月)朝、和歌山県新宮市では海から昇る太陽が、海面付近でくびれたような姿になりました。このように太陽がくびれて見える朝日は「だるま朝日」と呼ばれていて、蜃気楼の一種です。

今朝は風も弱く晴れていたため、地上付近の熱が上空に逃げる放射冷却が効いて、今朝の和歌山県新宮市の最低気温は10.8℃まで下がりました。比較的暖かい海面との温度差が大きくなったために、海面付近で蜃気楼が発生して、太陽がくびれたように見えたと考えられます。

内陸では霜が降りる冷え込みに

霜が降りた葉(長野県松本市より)
今朝は内陸ではさらに冷え込みが厳しくなり、霜が降りたところもありました。

関東甲信の山沿いでは-5℃に迫る冷え込みで、上空に寒気が残っている北海道では-10℃近くまで気温が下がりました。

<今朝の最低気温(26日6時30分まで)>
 滝上(北海道) -9.2℃
 白滝(北海道) -8.1℃
 天塩(北海道) -7.9℃

 田代(群馬)  -4.6℃
 軽井沢(長野) -4.5℃
>>今いるところの天気・気温

昼間も晴天続く 一日の気温差大きい

今日はこのあとも広く晴れて、日差しが届くところが多くなります。関東から九州にかけては、20℃前後まで気温が上がり、心地の良い陽気となる予想です。

朝と昼間の気温差が大きくなりますので、脱ぎ着しやすい服装を選ぶなど、体調を崩さないようにお気を付けください。
>>今日、最適な服装は?「服装予報」

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
紀州魂さん まるちゃんさん