ハロの外側にもう一つの光の環
今日23日(金)は高気圧の中心の西側に当たる西日本の上空高い所に雲が広がっています。その中でも雲が比較的薄い関西エリアでハロなどの虹色現象が現れました。
大阪府豊中市で見られたハロは円形の虹色の環に重なるように、うっすらと外側に楕円形の環が現れています。これは「外接ハロ」と呼ばれる現象です。
大阪府豊中市で見られたハロは円形の虹色の環に重なるように、うっすらと外側に楕円形の環が現れています。これは「外接ハロ」と呼ばれる現象です。
外接ハロとは?
「ハロ」とは、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。
これは薄雲の中の氷の結晶によって、太陽の光が屈折されて、虹色や白っぽく見られるもので、視野半径角22度のところに現れます。
「外接ハロ」は「ハロ」と同じ太陽の中心から視野半径角22度の所に現れる「タンジェントアーク」と同じものです。タンジェントアークは太陽高度によって形を変え、高度55度に達すると上部と下部がつながって楕円形となり、「外接ハロ」と呼ばれるようになります。
これは薄雲の中の氷の結晶によって、太陽の光が屈折されて、虹色や白っぽく見られるもので、視野半径角22度のところに現れます。
「外接ハロ」は「ハロ」と同じ太陽の中心から視野半径角22度の所に現れる「タンジェントアーク」と同じものです。タンジェントアークは太陽高度によって形を変え、高度55度に達すると上部と下部がつながって楕円形となり、「外接ハロ」と呼ばれるようになります。
午後は東海や関東でも出現する可能性
ハロなどの虹色現象が現れた後に、雲が厚みを増していくと天気が下り坂になることがあります。今日の薄雲は低気圧や前線に伴うものではないため、これから天気が崩れていくことはない見込みです。
薄雲全体は東に拡大していきますので、午後にかけては東海や関東など東日本でも虹色現象が見られるかもしれません。
※太陽を直視すると、失明など目に重大なダメージを与えますので、絶対に避けるようにしてください。
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薄雲全体は東に拡大していきますので、午後にかけては東海や関東など東日本でも虹色現象が見られるかもしれません。
※太陽を直視すると、失明など目に重大なダメージを与えますので、絶対に避けるようにしてください。
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