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台風2号情報 非常に強い勢力を保ち北上中 沖縄は高波・強風に注意

2021/04/22 07:22 ウェザーニュース

4月22日(木)6時現在、台風2号(スリゲ)は非常に強い勢力を保ったまま、フィリピンの東の海上を北上中です。この先は徐々に勢力を落とすものの、沖縄では24日(土)頃にかけて、小笠原諸島では26日(月)頃にかけて、高波や強風の影響が出るため注意してください。

▼台風2号 4月22日(木)6時
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     北 10 km/h
 中心気圧   940 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 65 m/s
>>最新の台風情報

勢力を落としながら東へ向きを変える

台風2号は一時猛発達して猛烈な勢力になり、中心気圧が895hPaまで低下しましたが、だんだんと勢力を落としています。この先も海水温が比較的高くない海域を進むことや、鉛直シアが大きくなることなどから、さらに勢力が弱まる見通しです。

このあとは次第に東寄りに進路を変え、明日23日(金)に沖縄に近づく見込みです。また、台風の外側の雲がかかるため、沖縄では23日(金)にかけて雨が降りやすい見込みです。

沖縄や小笠原諸島では高波と強風に注意

波の高さの予想 23日(金)12時
日本列島に直撃することはありませんが、台風に近い沖縄や小笠原諸島では強風や高波の影響を受けます。

沖縄では23日(金)から24日(土)をピークに、小笠原諸島では24日(土)から26日(月)をピークに、それぞれ海は大しけとなり強い風が吹くおそれがありますので、十分注意してください。
>>気圧変化・頭痛対策の参考に<天気痛予報>

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風2号の名前「スリゲ(Surigae)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で、鷲の一種の名前からとられています。

「スリゲ」が使われるのは今回の2021年台風2号が初めてで、前回まで用いられていた140種類のうちのひとつ「ムジゲ(虹の意味)」から差し替えられたものです。
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