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日本の北と南で気温差25℃以上の予想 台風2号と寒気の影響

2021/04/21 18:01 ウェザーニュース

今日21日(水)は九州で全国で今年はじめての真夏日になり、東京でも今年初の25℃以上の夏日になりました。
一方、北海道では気温が上がらず、雪が降った所もありました。
明日22日(木)も気温差が大きくなります。

夏と冬が同居

上空1500m付近の気温(22日9時)
沖縄のはるか南、フィリピン近海には台風2号があって、日本の周辺にも暖かな空気が流れ込んでいます。

一方、北海道の上空にはこの時期としては強い寒気が南下していて、明日22日(木)には上空1500m付近で−9℃以下の冷たい空気が道東に流れ込む見込みです。

南北の気温差25℃以上

22日14時の予想気温
台風2号から流れ込む暖かい空気と、北海道の上空の冷たい空気によって、明日も南北の気温差が非常に大きくなります。

明日の網走の予想最高気温は3℃となっている一方、今日日本列島で最も気温が上がった大分県の日田では明日も29℃まで上がる見込みで、実に気温差は26℃にもなります。

九州では半袖がちょうど良いくらいで、北海道では日中でも真冬の防寒具が必要な寒さです。

ただ、気温が上がる関東から西の各地でも朝晩は気温が下がり、内陸では5℃以下となるところがあります。1日の中で気温差が大きくなりますので、服装で上手に温度調節をして、体調を崩さないように気をつけてください。
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