いくら寝ても眠い理由とは
日本には四季の楽しみがありますが、その変わり目は身体に負担となるもの。特に、冬から春にかけての変化はつらいといいます。
「亀や熊が冬眠から覚めるように、人の身体も冬仕様から覚まさなくてはなりません。本来は立春の頃から身体が準備していくのですが、切り替えがうまくいかずに自律神経が乱れ、不調になる人が少なくありません。
さらに花粉や黄砂などのアレルギー症状やその影響の不眠、コロナ禍による変則的な仕事時間・勤務体制の影響、運動不足、ストレスなどが加わります。悪循環のなか、季節は巡っているのに身体は春どころか冬のままということなのです。ツボを使って、早急に春の眠気を覚ましましょう」(瀬戸先生)
「亀や熊が冬眠から覚めるように、人の身体も冬仕様から覚まさなくてはなりません。本来は立春の頃から身体が準備していくのですが、切り替えがうまくいかずに自律神経が乱れ、不調になる人が少なくありません。
さらに花粉や黄砂などのアレルギー症状やその影響の不眠、コロナ禍による変則的な仕事時間・勤務体制の影響、運動不足、ストレスなどが加わります。悪循環のなか、季節は巡っているのに身体は春どころか冬のままということなのです。ツボを使って、早急に春の眠気を覚ましましょう」(瀬戸先生)
春の眠気を覚ますツボ4選
頭に栄養を送って元気にして眠気覚ましになるツボを4つご紹介します。すべて、10〜20秒ぐらい押しましょう。
脳戸(のうこ)
「盆のくぼ(うなじ中央のくぼんだ部分)の2〜2.5cm上にあるツボです。頭の重みを自然にかけるように、ジワっと押します。繊細な部位なのであまり強く押しすぎず、気持ちいい程度で止めます。
文字通り“脳の門戸”を開く= 脳の働きをよくするツボです。花粉症などで頭がボーッとするときにも効果的です」(瀬戸先生)
文字通り“脳の門戸”を開く= 脳の働きをよくするツボです。花粉症などで頭がボーッとするときにも効果的です」(瀬戸先生)
偏歴(へんれき)
「手首の横ジワから5〜6cm(親指幅3本分)下の親指側にあるツボで、気持ちいい程度に押します。肺にも関係するツボで、酸素を取り込み頭に送りやすくする効果があると考えられています。特に、後頭部が重く感じるような眠気に有効です」(瀬戸先生)
精霊(せいれい)
「手の甲の、小指の骨と薬指の骨(中足骨)の真ん中にあるツボです。少し痛気持ちいいくらい押します。精霊とは、目に見えないもの、気配をキャッチすることを意味します。つまり、視力、聴覚、嗅覚などの五感を改善し、頭をシャキッとさせる効果があります」(瀬戸先生)
大敦(だいとん)
「足の親指の爪の生え際(人差し指側)にあるツボです。少し強めに押してよいです。五臓のなかでも春に欠かせない働きをする肝臓によく効くツボです。肝臓を活性化させることで、身体を目覚めさせます。種が発芽し木々が芽吹くような、力強さや勢いが出てくるツボです」(瀬戸先生)
4月17日から5月4日は春の土用で、東洋医学では身体が夏を迎える準備をする時季です。今のうちに“すっきり目覚め”、夏に備えていきましょう。
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4月17日から5月4日は春の土用で、東洋医学では身体が夏を迎える準備をする時季です。今のうちに“すっきり目覚め”、夏に備えていきましょう。
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