上空の薄雲が創り出す光学現象
今日15日(木)の午前中に西日本に広がっていた上層の薄雲は、午後になって近畿から東海、関東に移動してきました。各地でハロなどの光学現象が見られています。
静岡県湖西市ではタンジェントアークに加えて、空の高い所に環天頂アークも見られ、2本の虹色の帯が空を彩っています。(写真上が環天頂アーク、下がタンジェントアーク)
静岡県湖西市ではタンジェントアークに加えて、空の高い所に環天頂アークも見られ、2本の虹色の帯が空を彩っています。(写真上が環天頂アーク、下がタンジェントアーク)
環天頂アークとは?
「環天頂アーク」は、太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、見られる時間帯が限られる現象です。
日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすく、この時期の東京なら朝が7時前後、夕方は16時前後に見えやすくなります。
高度約70度という空の非常に高い所に現れますので、刷毛で描いたような薄雲が広がっている時に空を見上げると発見できるかもしれません。
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日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすく、この時期の東京なら朝が7時前後、夕方は16時前後に見えやすくなります。
高度約70度という空の非常に高い所に現れますので、刷毛で描いたような薄雲が広がっている時に空を見上げると発見できるかもしれません。
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参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
mittiさん
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