飛散量増 愛媛では昨年比5倍超
ウェザーニュースでは、花粉観測機「ポールンロボ」を全国に約1000台設置し、リアルタイムに空気中の花粉数を検出しています。
ポールンロボが観測した3月末までの花粉飛散量は、全国平均で昨年の約3倍となりました。北日本の一部を除いて昨年よりも大幅に飛散量が増え、愛媛県では昨年比511%を記録しています。
花粉の飛散量は主に前年の夏の日照時間と、年ごとの飛散量の増減傾向に左右されます。
昨年夏の気温は全国的に高かったものの、長梅雨の影響で日照時間は平年並〜少ない水準となり、雄花の生長にはやや不向きだったと考えられます。
一方、北日本の一部を除いて昨年春は飛散量が著しく少なかったため、その反動で飛散量は昨年比で大幅な増加になったとみられます。
ポールンロボが観測した3月末までの花粉飛散量は、全国平均で昨年の約3倍となりました。北日本の一部を除いて昨年よりも大幅に飛散量が増え、愛媛県では昨年比511%を記録しています。
花粉の飛散量は主に前年の夏の日照時間と、年ごとの飛散量の増減傾向に左右されます。
昨年夏の気温は全国的に高かったものの、長梅雨の影響で日照時間は平年並〜少ない水準となり、雄花の生長にはやや不向きだったと考えられます。
一方、北日本の一部を除いて昨年春は飛散量が著しく少なかったため、その反動で飛散量は昨年比で大幅な増加になったとみられます。
花粉症の症状のつらさはどうだったのか、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーから寄せられた症状報告を分析しました。
2月1日〜3月31日までに花粉症のユーザーから寄せられた症状報告(のべ8万6453通)のうち、花粉症の症状がつらい人の割合を集計すると、昨年よりも平均で約2ポイント増加していて、症状を辛く感じていた人が多いことがわかりました。特に東北南部や四国では昨年よりも大幅に割合が増加しています。
飛散量の増加により、症状もつらい傾向になったと考えられます。
2月1日〜3月31日までに花粉症のユーザーから寄せられた症状報告(のべ8万6453通)のうち、花粉症の症状がつらい人の割合を集計すると、昨年よりも平均で約2ポイント増加していて、症状を辛く感じていた人が多いことがわかりました。特に東北南部や四国では昨年よりも大幅に割合が増加しています。
飛散量の増加により、症状もつらい傾向になったと考えられます。
飛散開始時期が早く、症状出はじめも早かったか
今年は例年よりも花粉の飛散開始が早く、特に西日本では飛散開始が平年より1週間程度早い所が多くなりました。また、飛散開始から飛散ピークの時期に達するまでの期間も短かったことが特徴でした。
1月下旬以降、平年よりも気温の高い日が多かったことが理由とみられます。
3月31日〜4月1日にスマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーを対象に行ったアンケート(回答数6211)では、今年の花粉症の症状が出はじめた時期が例年と比べて「早かった」と回答した人が45.5%と半数近くにのぼりました(花粉症ではないという回答を除いて集計)。
地域ごとにみると、特に山陰や四国で早くから症状を感じていた方が多くなりました。
1月下旬以降、平年よりも気温の高い日が多かったことが理由とみられます。
3月31日〜4月1日にスマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーを対象に行ったアンケート(回答数6211)では、今年の花粉症の症状が出はじめた時期が例年と比べて「早かった」と回答した人が45.5%と半数近くにのぼりました(花粉症ではないという回答を除いて集計)。
地域ごとにみると、特に山陰や四国で早くから症状を感じていた方が多くなりました。
関東もあと2週間ほどで本格飛散終了へ
九州ではほとんどのところで花粉の本格飛散は終了したとみられます。
この先、西日本ではあと1週間程度、東日本でも2週間から3週間程度で本格的な花粉の飛散が終了するとみられます。花粉症の方は引き続き油断をせずに対策をしてお過ごしください。
» 詳細な花粉飛散予想・実況
この先、西日本ではあと1週間程度、東日本でも2週間から3週間程度で本格的な花粉の飛散が終了するとみられます。花粉症の方は引き続き油断をせずに対策をしてお過ごしください。
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