前線の通過と共に北海道の上空(約1,500m)には0～-3℃という寒気が流れ込みます。今夜以降も降水が続く道東エリアでは寒気の流れ込みに伴って山沿いを中心に雨が次第にミゾレや湿った雪に変わる予想です。
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道東の太平洋側では明日5日(月)の朝までに平野部でも雪がうっすらと路面に積もる可能性があります。平野部の積雪深は既に0cmになっていて積雪が観測されると帯広や釧路では3月22日以来です。大雪ではありませんが、ここ最近の暖かさの影響で冬タイヤを交換してしまった方もいるかもしれません。明日の出勤は念のため路面の状態に注意してください。峠道を走る場合は冬タイヤが必須です。
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一方、寒気の流れ込みが遅い道東エリアでは雪の時間が長くなり、積雪が増しています。帯広のアメダスでは昨日0cmだった積雪深が10時には9cmまで増加しました。
この後もさらなる積雪の増加に注意が必要です。昼過ぎ以降は道東エリアにも暖かい空気が流れ込んで、雪は次第に雨に変わる見込みです。
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雪が雨に変わる過程で、道東内陸部では「雨氷」が発生する可能性があります。「雨氷」とは雨氷は過冷却状態（氷点下になっても凍っていない）の雨が、木や地面などの物体に付着して凍結する現象です。

3月2日(火)に北海道付近を発達した低気圧が通過したときにも、北海道沙流郡日高町や釧路市、根室市などから「雨氷」の報告が寄せられました。「雨氷」が発生すると降っているものが雨でも路面凍結をもたらすため、車の運転はスリップに注意してください。