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気温や気圧変動がストレスに!? 「春だる」に打ち勝つ7つの習慣

2021/04/05 05:56 ウェザーニュース

春になり、体がだるく、イライラや気持ちの落ち込みを感じてはいないでしょうか。ウェザーニューズ気象病顧問アドバイザーで愛知医科大学客員教授・中部大学教授の佐藤純先生によると「春の不調のもとには、天気痛があるかもしれません」。今日から始めたい「7つの習慣」を教えていただきます。

春は体にとっても変化の季節

春は進学、人事異動などで人間関係や環境の変化が多く慌ただしい時期。体や心の不調を我慢して、辛い思いをしている人は少なくありません。

「春は、頭痛やだるさ、めまいのほか、ひどい眠気など訴える患者さんが増えます。そのもとに、天気の変化にともなって様々な不調や症状が出る天気痛がある可能性があります。

私たちの体は、自律神経が働いて環境の変化に適応しています。ところが春は、冬用の体から夏用の体へ変わる時期であることに加え、寒暖差や気圧変化が大きい。気づかぬうちに体にストレスがかかり、自律神経が乱れて天気痛が現れることが多いのです。花粉症のために鼻がつまって熟睡できず、睡眠不足になるケースもあります」(佐藤先生)

春の天気痛対策は、冬用の体を春夏用の体につくり変えることだといいます。佐藤先生がすすめるのは、毎日の生活のなかで気軽に取り組める「7つの習慣」です。

「春だる」に打ち勝つ7つの習慣

(1)朝は1杯の水を飲み、朝食をとる


「朝食をとることで、エネルギーを補給し、就寝時に下がった体温を上げることができます。朝食前に水を飲むと、胃腸の神経が適度に刺激され、消化吸収もよくなります」(佐藤先生)

(2)適度な運動を習慣にする


「体を動かすことで血流を促し、体温を高めに保つ効果があります。ウォーキングや軽めのランニングで汗をかくと効果的。筋肉量が増えれば、熱産生も増えて体温が適切にキープされやすくなります」(佐藤先生)

(3)就寝時間、起床時間は一定に


「自律神経の働きを整えるためには、質のよい睡眠が大切です。就寝時間、起床時間を一定にすることで、入眠のリズムを整えるのに役立ちます」(佐藤先生)

(4)夜の入浴はぬるめの湯につかる


「入浴で体が温まると、昼間活動で優位になっていた交感神経が副交感神経へと切り替わります。ポイントは、40℃前後のぬるめのお湯にすること。10分ほど浸かって温まり、体温が下がり始める頃にベッドに入るとよく眠れます」(佐藤先生)

(5)首・手首・足首を冷やさない


「春は、急に寒さがぶり返すことも多いもの。血行不良を引き起こさないよう、冷気から体を守りましょう。特に、動脈が体表近くを通る首、手首、足首が大切です」(佐藤先生)

(6)起きたら10分間朝日を浴びる


「朝日を浴びると眠りを促すホルモン・メラトニンの分泌を抑えられます。また、朝日の刺激が体内時計の調整に役立ち、夜に入眠しやすくなります」(佐藤先生)

(7)ビタミンBとミネラル補給


「バランスのよい食事も大切です。特に、代謝を促し自律神経を整える働きのあるビタミンB、イライラやストレスなど心の不調に役立つ亜鉛やマグネシウム、貧血により天気痛を悪化させるのを防ぐ鉄などを十分摂るようにしましょう」(佐藤先生)

天気の変化に伴う不調があると辛いものです。毎日の生活に取り入れることで、予防・改善していきましょう。

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