4日(日)の朝の時点で朝鮮半島の南に進んでくる低気圧は、5日(月)の朝にかけて西日本から東日本を通過する見込みです。それほど発達はしないため、春の嵐になることはないものの、九州から関東、東北にかけて雨の降る所が多くなります。

九州や中国、東北などは午前中から雨が降り出し、午後は近畿や東海、北陸に雨の範囲が広がる予想です。午前中は傘の出番がない関東も、早い所では昼前後から雨がぱらつき、夕方以降は本降りの雨になると見ています。現時点で、大雨や激しい雨になることはない見込みです。

3月以降は毎週末に低気圧や前線が通過することが多く、日曜日に限定しても、3月21日、28日に続いて3週続けて広い範囲での雨になります。東京の3月の雨量は173.0mmで、そのうち土日に降った雨が120.0mmと7割近くに達しました。

今回はそこまでまとまった雨にはならない予想ではあるものの、週末に西日本、東日本で洗濯など日差しを活用できるのは3日(土)のみとなりそうです。

なお、来週は天気変化のパターンが少し変わると見られ、雨のタイミングも少し変わるかもしれません。
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