3月の平均気温は全国でかなり高く、観測史上1位が続出
3月1日〜30日までの全国の気温の平年差を見ると、沖縄を除く全地点でかなり高い傾向となりました。47都道府県の主要官署のうち、44地点が観測史上1位という記録的な高温です。
東京の平均気温は、昨年4月の平均気温とほぼ同じで、昨年より丸々1か月早く季節が進んでいるといえます。
▼3月の平均気温と平年差
札幌 3.7℃(+3.1℃)
仙台 8.4℃(+3.5℃)
新潟 8.4℃(+2.7℃)
東京 12.6℃(+3.9℃)
名古屋 11.9℃(+3.2℃)
大阪 12.1℃(+2.7℃)
福岡 13.5℃(+3.1℃)
那覇 20.7℃(+1.8℃)
この1か月は寒気が北極周辺に蓄積され、日本への南下が少なくなりました。また、偏西風の蛇行により、日本に暖気が流入しやすかったことが要因と考えられます。
東京の平均気温は、昨年4月の平均気温とほぼ同じで、昨年より丸々1か月早く季節が進んでいるといえます。
▼3月の平均気温と平年差
札幌 3.7℃(+3.1℃)
仙台 8.4℃(+3.5℃)
新潟 8.4℃(+2.7℃)
東京 12.6℃(+3.9℃)
名古屋 11.9℃(+3.2℃)
大阪 12.1℃(+2.7℃)
福岡 13.5℃(+3.1℃)
那覇 20.7℃(+1.8℃)
この1か月は寒気が北極周辺に蓄積され、日本への南下が少なくなりました。また、偏西風の蛇行により、日本に暖気が流入しやすかったことが要因と考えられます。
桜の開花スピードも記録的 桜前線はすでに東北に到達
高温に伴い、今年は桜の開花も記録的な早さになっています。
今年は3月11日(木)の広島を皮切りに開花がスタートし、今日31日(水)までに45地点で開花が発表されました。このうち、福岡や東京、京都、名古屋など24地点が観測史上最も早い記録(タイ記録を含む)となっています。
また、25日に福島で、28日に仙台で開花が発表されました。平年より2週間ほど早く、こちらも観測史上1位の記録となっています。また、満開までのスピードも早く、仙台は開花からたった3日で満開が発表されました。
今年は3月11日(木)の広島を皮切りに開花がスタートし、今日31日(水)までに45地点で開花が発表されました。このうち、福岡や東京、京都、名古屋など24地点が観測史上最も早い記録(タイ記録を含む)となっています。
また、25日に福島で、28日に仙台で開花が発表されました。平年より2週間ほど早く、こちらも観測史上1位の記録となっています。また、満開までのスピードも早く、仙台は開花からたった3日で満開が発表されました。
北日本や北陸では融雪が順調に進む
昨冬は寒波の影響を強く受けて、日本海側の各地で大雪となりました。3月に入ると寒気の南下は落ち着き、また毎週のように雨が降って積雪はどんどん減少しています。
記録的な豪雪に見舞われた新潟県・津南は、3月1日時点では243cmあった積雪が、今日31日(水)15時時点で92cmまで減少しました。同じく豪雪となった群馬県・藤原も、157cmあった積雪が37cmになり、1か月で100cm以上の雪がとけたことになります。いずれの地点も3月に入ってから最高気温が氷点下となった日はなく、15℃を超えた日もあって、融雪が順調に進んだと見られます。
記録的な豪雪に見舞われた新潟県・津南は、3月1日時点では243cmあった積雪が、今日31日(水)15時時点で92cmまで減少しました。同じく豪雪となった群馬県・藤原も、157cmあった積雪が37cmになり、1か月で100cm以上の雪がとけたことになります。いずれの地点も3月に入ってから最高気温が氷点下となった日はなく、15℃を超えた日もあって、融雪が順調に進んだと見られます。
4月は段々と高温落ち着く
3月25日に気象庁が発表した1か月予報によると、4月も気温の高い傾向が続き、桜前線は順調に北上すると見ています。まだ開花が発表されていない東北北部も、秋田で4月7日に、青森で4月14日に開花する予想です。
ただ、4月に入ってしばらくすると、高温傾向が次第に緩和され、中旬は平年並みに戻る所が多くなる見込みです。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向
ただ、4月に入ってしばらくすると、高温傾向が次第に緩和され、中旬は平年並みに戻る所が多くなる見込みです。
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参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
こう☆さん
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