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<3月の天候まとめ>全国的にかなりの高温で桜は記録的な開花の早さに 北日本や北陸は融雪進む

2021/03/31 16:36 ウェザーニュース

今日で3月、さらに2020年度が終わりとなります。今月は高温傾向が続き、桜は記録的な開花の早さとなりました。北日本や北陸はこの1か月で融雪が進み、季節は順調に進んでいます。

3月の平均気温は全国でかなり高く、観測史上1位が続出

3月の平均気温・平年差
3月1日〜30日までの全国の気温の平年差を見ると、沖縄を除く全地点でかなり高い傾向となりました。47都道府県の主要官署のうち、44地点が観測史上1位という記録的な高温です。
東京の平均気温は、昨年4月の平均気温とほぼ同じで、昨年より丸々1か月早く季節が進んでいるといえます。

▼3月の平均気温と平年差
 札幌  3.7℃(+3.1℃)
 仙台  8.4℃(+3.5℃)
 新潟  8.4℃(+2.7℃)
 東京  12.6℃(+3.9℃)
 名古屋 11.9℃(+3.2℃)
 大阪  12.1℃(+2.7℃)
 福岡  13.5℃(+3.1℃)
 那覇  20.7℃(+1.8℃)

この1か月は寒気が北極周辺に蓄積され、日本への南下が少なくなりました。また、偏西風の蛇行により、日本に暖気が流入しやすかったことが要因と考えられます。

桜の開花スピードも記録的 桜前線はすでに東北に到達

31日(水)13時5分 福島県田村郡三春町
高温に伴い、今年は桜の開花も記録的な早さになっています。

今年は3月11日(木)の広島を皮切りに開花がスタートし、今日31日(水)までに45地点で開花が発表されました。このうち、福岡や東京、京都、名古屋など24地点が観測史上最も早い記録(タイ記録を含む)となっています。
また、25日に福島で、28日に仙台で開花が発表されました。平年より2週間ほど早く、こちらも観測史上1位の記録となっています。また、満開までのスピードも早く、仙台は開花からたった3日で満開が発表されました。

北日本や北陸では融雪が順調に進む

昨冬は寒波の影響を強く受けて、日本海側の各地で大雪となりました。3月に入ると寒気の南下は落ち着き、また毎週のように雨が降って積雪はどんどん減少しています。

記録的な豪雪に見舞われた新潟県・津南は、3月1日時点では243cmあった積雪が、今日31日(水)15時時点で92cmまで減少しました。同じく豪雪となった群馬県・藤原も、157cmあった積雪が37cmになり、1か月で100cm以上の雪がとけたことになります。いずれの地点も3月に入ってから最高気温が氷点下となった日はなく、15℃を超えた日もあって、融雪が順調に進んだと見られます。

4月は段々と高温落ち着く

4月26日にかけての気温傾向の予想
3月25日に気象庁が発表した1か月予報によると、4月も気温の高い傾向が続き、桜前線は順調に北上すると見ています。まだ開花が発表されていない東北北部も、秋田で4月7日に、青森で4月14日に開花する予想です。
ただ、4月に入ってしばらくすると、高温傾向が次第に緩和され、中旬は平年並みに戻る所が多くなる見込みです。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
こう☆さん