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東京で10年振りに黄砂を観測 全国に黄砂が飛来

2021/03/30 16:39 ウェザーニュース

30日(火)の午後になっても、北日本から西日本の広範囲に黄砂が飛来しています。
景色が霞んだり、車や外壁に黄砂が付着したりしているところも多く、影響はまだおさまりません。

東日本で午前中に観測があったのは新潟のみでしたが、14時37分に東京で、58分に名古屋で黄砂が観測されました。気象庁が観測を発表しているほぼ全地点で、黄砂が観測されたことになります。
東京で黄砂が観測されるのは2011年5月3日以来、10年振りのことで、観測場所が虎ノ門に移転してからはじめてです。

名古屋は視程8km、東京は視程10km以上となっていますが、他の地点と同様に視界不良や物への付着に注意が必要です。
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ここまで大規模な飛来になった要因は?

今回、ここまで大規模な飛来となった要因は、黄砂の発生源であるゴビ砂漠周辺で低気圧が急激に発達し、大量に砂が巻き上げられたことだと考えられます。
その砂が偏西風に乗って日本に多く飛来し、全国的に黄砂が観測される結果となりました。
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