28日(日)は前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を進み、もうひとつの前線が本州付近を東に進みます。これらの低気圧や前線に向かって南からは暖かく湿った空気が流れ込み、周辺では雨雲が発達する見込みです。

特に地形の影響が加わる西日本から東海にかけての南向きの斜面周辺では1時間に30mmを超えるような雨が降り、総雨量が100mmを上回る大雨のおそれがあります。

低気圧が発達するため風も強まり、春の嵐となりますので、29日(月)の朝にかけて全国的に注意が必要です。

低気圧や前線が離れた後も、日本列島の上空にはそれほど冷たい空気は流れ込んできません。西日本の太平洋側や関東付近には上空1500m付近で＋12℃以上の非常に暖かな空気が残る見込みです。

天気が回復した後は気温が大きく上がり、29日(月)の予想最高気温は東京で24℃と、暖かいを通り越して暑いくらいです。そのほかの各地も平年を大幅に上回る季節外れの気温となります。天気の回復が遅れると、ここまで上がらない可能性はあるものの、雨や風だけではなく、気温にも注目です。
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