1978年宮城県沖地震との関連性は詳細な検討が必要
今回発生した地震は牡鹿半島沿岸から沖合にかけての領域が震源域と考えられます。1978年に発生した宮城県沖地震の震源域の西側と一部が重なる可能性があるものの、関連性については引き続き詳細な検討を行う必要があるとしています。
マグニチュード6.9の地震の後に発生した最も大きな地震は、4分後に起きたマグニチュード4.2です。マグニチュード6.9という規模の後の一般的な地震の発生状況に比べると、大きな地震が少ない傾向となっています。この領域の地域特性という面がある一方で、大きな地震が今後発生する可能性が否定できないとして、最大震度5強もしくはそれ以上の揺れに対しては、発生後1週間程度、警戒する必要があると呼びかけました。
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マグニチュード6.9の地震の後に発生した最も大きな地震は、4分後に起きたマグニチュード4.2です。マグニチュード6.9という規模の後の一般的な地震の発生状況に比べると、大きな地震が少ない傾向となっています。この領域の地域特性という面がある一方で、大きな地震が今後発生する可能性が否定できないとして、最大震度5強もしくはそれ以上の揺れに対しては、発生後1週間程度、警戒する必要があると呼びかけました。
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M7クラスの地震には継続的に警戒を
加えて、長期評価で今後30年に90%程度の確率で発生すると見られている、マグニチュード7.0~7.5クラスの宮城県沖のひと回り小さいプレート間の地震も、東日本大震災を引き起こした巨大地震の「余効すべり」と呼ばれる地盤の変動の影響で、発生しやすくなっている可能性があるとしています。
同じような現象が起きた後、何事もなく経過した事例もあるので過度に不安がる心配はありませんが、今後も今回と同様かそれ以上の強い地震や、津波に見舞われることが考えられるため、継続的に備えを行っていくことが重要です。
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