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春の嵐で警報級の大雨のおそれ 東北も土砂災害に警戒

2021/03/21 07:05 ウェザーニュース

今日21日(日)は低気圧が日本海を北東進し、大気の状態が不安定となるため全国的に雨の降るところが多くなります。
特に、東海などでは降水量がまとまり、警報級の大雨となるおそれがあります。

東海で大雨 各地で風雨強まる

東海や関東甲信などでは、湿った空気の影響で発達した雨雲がかかって本降りの雨となり、午後ほど雨の降り方が強まる見通しです。
雷を伴って激しく降り、静岡県など多いところでは総雨量が100mmを超える大雨となるおそれがあります。
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地上の高さの風の予想
また、東日本や北日本の沿岸を中心に、非常に強い風が吹く見込みです。最大瞬間風速は25m/sを超える可能性があり、電車の遅延や運休、高速道路の速度規制など交通機関に乱れが生じる可能性もあります。
外出の必要のある方は交通情報もご確認ください。
» 気象警報・注意報発表状況

東北も本降りの雨 土砂災害に警戒

昨日20日(土)、最大震度5強の地震に見舞われた東北では、ほぼ終日断続的に雨が続く見込みです。

地震の影響で地盤が緩んでいるおそれがあり、雨に伴う土砂災害の発生に警戒が必要です。急な崖には近づかないようにしてください。避難する場合はなるべく複数人数で、可能であれば明るい時間帯に移動するようにしてください。

北海道は大雪や融雪に注意

北海道では、降っている雪が昼間には雨に変わるところが多い予想です。だんだんと気温が上昇するため、融雪が進む見通しです。なだれや屋根からの落雪等に注意し、ぬかるみなど路面状況の悪化にもお気をつけください。

ただ、道東では雪のまま経過する時間が長く、十勝や釧路地方などで積雪が急増するおそれがあります。
多いところでは、平野部で10cm以上、日高山脈などで30cm以上の積雪増加となる可能性があります。風も強いため、吹雪による視界不良にも注意してください。着雪、着氷にも注意が必要です。
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