強風+上空の湿った空気で作られた"笠雲"
笠雲は「レンズ雲」と呼ばれる種類の雲の一種で、富士山に限らず独立した高い山の山頂付近に出現することがあります。特に、
・「上空の風が強い」
・「湿った空気が存在する」
という状況の時に発生しやすくなります。
強い風が富士山にぶつかると、両側や上方に風の流れが変わります。空気が湿っていると、空気が山にぶつかって持ち上げられると膨張して冷えることで雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで空気が暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。
時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲が出来て、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
・「上空の風が強い」
・「湿った空気が存在する」
という状況の時に発生しやすくなります。
強い風が富士山にぶつかると、両側や上方に風の流れが変わります。空気が湿っていると、空気が山にぶつかって持ち上げられると膨張して冷えることで雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで空気が暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。
時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲が出来て、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
週末の雪で裾野まで雪化粧で白く
この週末のまとまった降水で、富士山のふもとの方までしっかりと雪化粧をしました。山頂のあたりはもともと雪を被っていたので変化はわかりにくいですが、写真の正面より左側を見ると、裾野の方まで雪で白くなったところが増えています。
この先は気温が高めの日が多くなるので、ふもとに積もった雪はだんだんと溶けていくとみられます。ふもとまで白い雪が積もった姿が見られる機会はあと少しとなりそうです。
>>これからの天気・気温
この先は気温が高めの日が多くなるので、ふもとに積もった雪はだんだんと溶けていくとみられます。ふもとまで白い雪が積もった姿が見られる機会はあと少しとなりそうです。
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