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関東、東海は明日にかけて大雨のおそれ 道路冠水や土砂災害に警戒

2021/03/12 15:33 ウェザーニュース

今日12日(金)は前線を伴った低気圧が日本付近を進み、西日本から東日本の広い範囲で雨が降っています。南から流れ込む湿った空気と、上空の冷たい空気の影響で大気の状態が不安定になって雨雲が発達し、雨の強まるおそれがあります。

南風の影響を受けやすい太平洋側で雨が強まり、15時までの1時間では三重県熊野市・熊野新鹿で14.5mm、愛媛県伊方町・瀬戸で7.5mmの雨を観測しました。今夜にかけては低気圧に近い中四国から近畿にかけて強い雨が降り、雷や突風を伴うことがありますので、夜間帯の車の運転などは十分に注意をしてください。
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明日は関東や東海で激しい雨

13日(土)の雨の予想
低気圧は明日13日(土)になるとさらに発達し、東海や関東の沿岸部を通過する予想となっています。特に伊豆半島から房総半島にかけては地形の影響もあって雨が強まる予想です。1時間に30~50mmの激しい雨が降って、総雨量は多い所で100mmを超える予想となっています。道路冠水や土砂災害の危険性がありますので、警戒が必要です。

東京都心や横浜市など関東各地でも、活発な雨雲が通過するタイミングでは土砂降りの雨となる可能性があります。沿岸部では風も強まり、横殴りの雨になることもありますので、雨や風のピーク時間帯に外出の必要がある場合は、十分に注意をしてください。
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