前線を伴った低気圧が東シナ海から九州に近づいており、一部に活発な雨雲がかかり始めました。9時までの1時間に、鹿児島県十島村・平島で46.5mm、長崎県上五島町・有川で10.0mmなど、島嶼部で雨が強まっています。

また、低気圧からは離れているものの、南風と北風がぶつかり合って、局地的な前線が形成されている東海から関東の沿岸部でも雨雲がまとまり、伊豆諸島から房総半島南部にかけては、傘が必要なくらいの雨です。
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低気圧は午後にかけて発達しながら東に進むため、南からは暖かく湿った空気が流れ込む一方で、上空には冷たい空気が流れ込み、低気圧の周辺では大気の状態が不安定になる見込みです。西日本では次第に雨が強まり、局地的には1時間に20mmを超えるような土砂降りの雨となる所があります。落雷や突風にも注意をしてください。

また、関東や東海でも雨の範囲が拡大して、広い範囲で傘が必要になってきます。名古屋など東海では夕方の帰宅時間は本降りの雨となり、東京都心でも夜遅い時間にはしっかりと雨が降り出す予想です。それよりも前に一時的な雨の可能性はありますので、今日の外出時は最低限、折りたたみの傘が必要になります。

関東、東海の雨のピークは明日13日(土)の午前中で、沿岸部を中心に激しい雨のおそれもありますので、最新情報をご確認ください。
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