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春の嵐 関東はこのあと雨のピークに 北海道は大雪警戒

2021/03/02 11:08 ウェザーニュース

今日2日(火)は日本列島を通過する低気圧や前線の影響で、全国的に天気が崩れています。雨や風が強い春の嵐となって、北海道は大雪となるおそれがあります。

西日本から東日本に徐々に荒天

降水予想 2日(火)18時
寒冷前線が通過している西日本や東海は所々強い雨が降っていて徳島県の蒲生田では10時40分までの1時間に37.5mmの激しい雨を観測しました。

また、関東でも局地的に活発な雨雲がかかり、千葉県で強く降っている所があります。

このあと前線が徐々に東へ進むため強い雨のエリアは東へ移り、東海や関東でも雨のピークとなります。
東海は昼過ぎにかけて、関東はお帰りの時間帯に雨のピークとなり、局地的には1時間に30mm前後の強い雨が降るおそれがあります。

落雷や突風の可能性もあり、沿岸部ほど風が強くなっています。最大瞬間風速は30m/sに達する所がある見込みのため注意が必要です。
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北海道は降り続く大雪に警戒

予想積雪量 3日(水)朝まで
一方、温暖前線が通過する東北でも天気が崩れ、広く雨が降る見込みです。特に気温が低い北海道では雪が降りやすい天気となっています。

北海道は内陸で特に雪の量が多くなり、大雪警報が出ている所があります。昨晩から今日午前9時までの12時間で帯広は30cmの雪が降り、その他、各地で20〜30cmのまとまった雪が降っています。

このあとも引き続き雪が降りやすく、湿った雪で、風も強く吹雪になることもあります。特に内陸の山沿いでは大雪となるおそれがあります。

吹雪による見通しの悪化や、屋根からの落雪、山沿いでは雪崩などに警戒が必要です。
» ピンポイント天気予報

雨氷や凍雨に注意

また、道東の太平洋沿岸は地上の気温が氷点下となる一方で、少し上空に暖かな空気が流れ込むため、雨氷や凍雨となる可能性があります。

雨氷は過冷却状態(0℃未満になっても凍っていない)の雨が、木や地面などの物体に付着して凍結する現象です。

路面凍結をもたらすため、スリップの危険性が高くなります。雪のないエリアも油断が出来ません。
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