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北海道は大雪に警戒 東北北部も今夜は雪に

2021/03/02 11:24 ウェザーニュース

今日2日(火)は北海道で広く雪が降り、内陸でドカドカと強い雪が降っている所があります。
風も強く、吹雪になることもあります。
太平洋沿岸では雨となっていますが、木や地面などの物体に付着して凍結する雨氷になる可能性があります。

強雪、吹雪に警戒

今日は前線を伴った低気圧が北海道を通過している影響で、内陸を中心に雪が強く降っています。

十勝地方では昨晩からの12時間で30cm以上のまとまった雪が降り、また上川地方でも3時間で10cm前後の雪が降りました。

今夜にかけても雪が降りやすく、まとまった雪になる所があります。風も強く吹雪になることがあって、見通しが悪くなったり、急激な積雪増加で路面状況が悪くなるなどが心配されます。

また、湿った重い雪となるため、屋根からの落雪にも注意が必要です。

沿岸部では雨氷

太平洋沿岸では雪ではなく、雨になっている所が多くなっています。

ただ、雨でも油断はできません。0℃未満になっても凍っていない雨が、木や地面などの物体に付着して凍結する雨氷が起こる可能性があります。
降っているものが雨でも、路面凍結をもたらすため、スリップの危険性が高くなり注意が必要です。

また、電線への着氷により停電をもたらすリスクもあります。

夕方以降は東北北部も雪に

東北北部は現在雨になっていますが、雨を降らせている前線が東へ離れたあと、北日本では冬型の気圧配置となり上空には強い寒気が流れ込みます。

上空1500m付近で−12℃以下の寒気が北日本に流れ込む見込みで、東北北部でも夕方以降は雪に変わってきます。北海道の日本海側でも雪が降り続きます。

ただ、冬型の気圧配置は長続きせず、明日3日(水)の日中は天気が回復する見込みです。

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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
シロイルカさん