ほぼ全国的に平年の気温を上回る
▼2月の平均気温と平年差
札幌 -2.2℃(+0.9)
仙台 3.7℃(+1.7)
新潟 4.4℃(+1.7)
東京 8.5℃(+2.8)
名古屋 7.5℃(+2.3)
大阪 8.7℃(+2.4)
福岡 10.0℃(+2.6)
那覇 18.4℃(+1.3)
2月1日から27日までの全国の気温の平年差を計算すると、ほぼ全国的に平年よりも高くなりました。
東京や大阪など、東日本から西日本の太平洋側では平年値を2℃以上も上回った地点もありました。
札幌 -2.2℃(+0.9)
仙台 3.7℃(+1.7)
新潟 4.4℃(+1.7)
東京 8.5℃(+2.8)
名古屋 7.5℃(+2.3)
大阪 8.7℃(+2.4)
福岡 10.0℃(+2.6)
那覇 18.4℃(+1.3)
2月1日から27日までの全国の気温の平年差を計算すると、ほぼ全国的に平年よりも高くなりました。
東京や大阪など、東日本から西日本の太平洋側では平年値を2℃以上も上回った地点もありました。
東京で一桁の最高気温は計2日だけ
東京と福岡の日別の最高気温を確認すると、月の前半は多少の変動はあるものの10℃を上回る日が多く、真冬らしい寒さになった日は多くありませんでした。
日本海側の福岡では上空の強い寒気の影響を受けて寒暖の差が激しくなり、強い寒気が流れ込んだ2月18日の最高気温はわずか3.9℃だった一方、南から暖かい空気が流れ込んだ22日には最高気温23.7℃を観測し、わずか4日間で最高気温が20℃近く上昇するという期間もありました。
寒気の流れ込みが少なかった東京では厳しい冷え込みは少なく、最高気温が10℃を下回った日数はわずか2日だけでした。
日本海側の福岡では上空の強い寒気の影響を受けて寒暖の差が激しくなり、強い寒気が流れ込んだ2月18日の最高気温はわずか3.9℃だった一方、南から暖かい空気が流れ込んだ22日には最高気温23.7℃を観測し、わずか4日間で最高気温が20℃近く上昇するという期間もありました。
寒気の流れ込みが少なかった東京では厳しい冷え込みは少なく、最高気温が10℃を下回った日数はわずか2日だけでした。
寒い年末年始から一転、1月下旬から高温傾向が続く
この高温傾向は1月下旬から続いています。
1月前半までは寒波の影響を強く受けて、日本海側の各地で大雪となり、特に北陸では記録的な大雪に見舞われました。富山市では1月10日に積雪深が128cmに達し、1986年以来35年ぶりに100cmを超える積雪を観測しました。
2月に入ると強い寒気が長く停滞することはなく、積雪深は漸減。2月18日に強い寒気が流れ込んで15日に0cmになった積雪深が57cmまで増えましたが、その後は雪解けが進んで28日15時時点で積雪深は再び0cmになっています。
1月前半までは寒波の影響を強く受けて、日本海側の各地で大雪となり、特に北陸では記録的な大雪に見舞われました。富山市では1月10日に積雪深が128cmに達し、1986年以来35年ぶりに100cmを超える積雪を観測しました。
2月に入ると強い寒気が長く停滞することはなく、積雪深は漸減。2月18日に強い寒気が流れ込んで15日に0cmになった積雪深が57cmまで増えましたが、その後は雪解けが進んで28日15時時点で積雪深は再び0cmになっています。
3月も高温傾向が続く予想
2月25日に気象庁が発表した1か月予報によると、3月も気温の高い傾向が続き、普段の年よりも季節の歩みは早まりそうです。
晴れて気温が上がると花粉が大量飛散する恐れがありますので、花粉症の方は万全の対策が欠かせません。スギ花粉だけでなく、ヒノキ花粉も飛散が始まる見込みです。
積雪の多い地域では、融雪による路面状況の悪化や、雪崩の発生に注意が必要です。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向
晴れて気温が上がると花粉が大量飛散する恐れがありますので、花粉症の方は万全の対策が欠かせません。スギ花粉だけでなく、ヒノキ花粉も飛散が始まる見込みです。
積雪の多い地域では、融雪による路面状況の悪化や、雪崩の発生に注意が必要です。
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