国内:半日の間に震度3の地震が4回発生
26日(金)夜から27日(土)の朝にかけて震度3の地震が相次いで4回発生しました。26日(金)20時31分分頃に発生した、青森県東方沖のマグニチュード4.5の地震を皮切りに、27日(土)0時33分頃に福島県沖でマグニチュード4.4、2時04分頃にも福島県沖でマグニチュード4.8、6時01分頃にはトカラ列島近海でマグニチュード3.5が発生しています。
4回の地震はそれぞれ独立して発生したもので、福島県沖の2つの地震をのぞくと、直接的な関係性は薄いと考えられます。
違う震源で短い期間に震度3以上の地震が続いた例としては、去年の5月19日に長野県中部/岐阜県飛騨地方、福島県沖、奄美大島近海。3月13日に石川県能登地方、有明海、島根県西部で起きたケースがあります。
こうした地震の多発と、想定される巨大地震の関連性は断言できないものの、普段からの備えのきっかけにしていくと良いかもしれません。
4回の地震はそれぞれ独立して発生したもので、福島県沖の2つの地震をのぞくと、直接的な関係性は薄いと考えられます。
違う震源で短い期間に震度3以上の地震が続いた例としては、去年の5月19日に長野県中部/岐阜県飛騨地方、福島県沖、奄美大島近海。3月13日に石川県能登地方、有明海、島根県西部で起きたケースがあります。
こうした地震の多発と、想定される巨大地震の関連性は断言できないものの、普段からの備えのきっかけにしていくと良いかもしれません。
国内:伊予灘のM4.2の地震で最大震度3
23日(火)16時09分頃、伊予灘を震源とするマグニチュード4.2、深さ約53kmの地震が発生しました。この地震で愛媛県西予市と伊方町で最大震度3を観測しています。
伊予灘は沈み込むフィリピン海プレートの内部で発生する地震が度々発生しています。最近では2014年3月に今回の震源の少し北西側でマグニチュード6.2の地震が起き、西予市で震度5強を観測したのをはじめ、瀬戸内海沿岸の広い範囲で震度4以上の強い揺れに見舞われました。
また、同一のタイプの地震としては、2001年と1905年にそれぞれ発生した芸予地震もあります。
政府の地震調査推進本部は安芸灘~伊予灘~豊後水道にかけてのエリアで、マグニチュード6.7~7.4の地震が、今後30年に発生する確率が40%程度としています。震源が陸地の近くで発生した場合は、震度6弱~6強の強い揺れとなるおそれがありますので、南海トラフによる巨大地震だけでなく、こうした地震にも警戒が必要な地域です。
伊予灘は沈み込むフィリピン海プレートの内部で発生する地震が度々発生しています。最近では2014年3月に今回の震源の少し北西側でマグニチュード6.2の地震が起き、西予市で震度5強を観測したのをはじめ、瀬戸内海沿岸の広い範囲で震度4以上の強い揺れに見舞われました。
また、同一のタイプの地震としては、2001年と1905年にそれぞれ発生した芸予地震もあります。
政府の地震調査推進本部は安芸灘~伊予灘~豊後水道にかけてのエリアで、マグニチュード6.7~7.4の地震が、今後30年に発生する確率が40%程度としています。震源が陸地の近くで発生した場合は、震度6弱~6強の強い揺れとなるおそれがありますので、南海トラフによる巨大地震だけでなく、こうした地震にも警戒が必要な地域です。
世界:アイスランドでM5.6 地震回数が急増
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は発生していません。今週、注目しているのはアイスランドで発生した地震です。
日本時間の24日(水)にアイスランド南西部のレイキャネス半島を震源とするマグニチュード5.6の地震が発生、その後もマグニチュード4前後の地震が多発しています。アイスランド気象局によると27日(土)の時点でマグニチュード4以上の地震が26回、マグニチュード3以上の地震は150回以上に達しました。
今回の震源はユーラシアプレートと北米プレートの境界付近で発生したものです。気象局は衛星画像により地盤変動の解析から左横ずれ方向の動きが見られ、この動きが一連の地震活動に関連していると考えられています。なお、航空機向けの火山活動の警戒レベルを示すカラーコードは変更されていません。
日本時間の24日(水)にアイスランド南西部のレイキャネス半島を震源とするマグニチュード5.6の地震が発生、その後もマグニチュード4前後の地震が多発しています。アイスランド気象局によると27日(土)の時点でマグニチュード4以上の地震が26回、マグニチュード3以上の地震は150回以上に達しました。
今回の震源はユーラシアプレートと北米プレートの境界付近で発生したものです。気象局は衛星画像により地盤変動の解析から左横ずれ方向の動きが見られ、この動きが一連の地震活動に関連していると考えられています。なお、航空機向けの火山活動の警戒レベルを示すカラーコードは変更されていません。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。