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北陸地方で「春一番」吹く 昨年より4日遅い発表に

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2021/02/20 07:23 ウェザーニュース

新潟地方気象台は今日2月20日(土)、北陸地方で春一番が吹いたと発表しました。昨年の2月16日に比べて4日遅い発表となります。

北海道付近にある発達した低気圧に向かって強い南よりの風が吹き込み、最大風速は金沢で10.8m/s(4:33)を観測。春一番発表の目安となる10m/sを上回りました。

昼間は気温上昇 午後はにわか雨の可能性も

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今日は気温が上昇し、金沢の最高気温は14℃の予想。午前中は日差しが届きますが、午後になると雲が広がり、にわか雨の可能性があります。

また、風の強い状況が続くため、花粉の飛散にも注意が必要です。
>>今いるところの1時間ごとの天気・気温

定義は地域によって違う

春一番は立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことを指し、地域によって定義に違いがあるものの、平均風速7~8m/sが一つの目安になります。

(地名) (基準)
九州南部   8m/s
九州北部   7m/s
 四国  10m/s
 中国  10m/s
 近畿    8m/s
 東海    8m/s
 北陸  10m/s
 関東    8m/s

※春一番は、立春から春分までの期間としているため、発生しない年もあります。
» ピンポイント花粉飛散状況・予想

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