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コロナ禍の換気は花粉に注意! 換気後に花粉が集まりやすい場所は?

2021/02/21 07:57 ウェザーニュース

新型コロナウイルス感染症対策に必須の換気ですが、花粉症シーズンは辛いものです。少しでも影響を軽くするために、効率のよい換気と掃除が大切ですが、注意すべき場所があるといいます。

窓開け換気の後に花粉が集まる場所?

21日(日)東京の予想最高気温が21℃と4月下旬並みとなるなか、花粉の飛散量も増加が見込まれています。しかし、新型コロナウイルス感染症への対策でこまめな換気が欠かせません。

ダイキン工業コーポレートコミュニケーション室広報グループの重政周之(しげまさ・ちかし)さんによると、「ダイキンで行なった意識調査 (『花粉シーズンにおける換気に対する意識調査』全国の20〜50代の男女529人)でも、花粉シーズンに窓開け換気をしたいと答えた人は63.9%でした。一方、昨年の花粉シーズンに窓開け換気をしたと答えた人は45.9%。花粉が外の空気と一緒に室内に入ってしまうにも関わらず、換気に対する意識が高まっていることがわかりました」

ところが、調査からはもう1つのことが見えてきました。

「『窓開け換気をした後に、外から入ってきた花粉が集まりやすい場所があることを知っていますか』という質問に、84.9%の人が『いいえ』と答えました。実は、窓開け換気の後には、部屋の壁際に花粉が集まりやすいのです」(重政さん)
窓開け換気後に部屋に落ちた花粉の分布
知らずに空気の通り道だけを丁寧に掃除していては、花粉を見逃していたことになります。

正しい窓開け換気と掃除とは

換気をしながら、花粉症への影響を軽くするにはどうしたらよいのでしょうか。

「まず、家の24時間換気システムをきちんと使っているか確認しましょう。戸建、マンションとも2003年7月より後の建物であれば、換気をする仕組み(換気口・24時間換気システム)があるはずです。

しかし、『寒い(または暑い)』『音がうるさい』などの理由で、スイッチをオフにしているケースが多いのです。ほとんどの24時間換気システムは、2時間で室内の空気をまるまる1回入れ替えることができます。換気の基本となるので、常にオンにしておくことが大切です」(重政さん)

さらに、定期的に窓を開けて換気します。

「窓を開けて換気するときの目安は、1時間に5~10分程度と言われています。ポイントは、空気の通り道をつくることです。1ヵ所の窓だけでなく2ヵ所、できれば部屋の対角にある窓を開けます。1ヵ所しか窓がない場合は、キッチンのレンジフードなどを使って、空気に流れをつくる工夫をしましょう。

なお、窓を開ける幅を10cm程度にしてレースのカーテンをすると、室内に入る花粉の量を4分の1に減らせると言われています」(重政さん)

ただ、多少の花粉が侵入するのは防げないので、換気後は掃除をします。

「掃除機をかけたり濡れタオルで拭いたりして、床に溜まった花粉が再び空中に舞うのを防ぎましょう。前述したように、花粉は室内の空気の通り道だけでなく、壁際の床にも溜まりやすいのです。それらの場所を重点的に掃除するとよいでしょう。

また、空気清浄機を設置して、花粉が床に落ちる前に除去するのも有効です。外から空気の入ってきやすい窓や玄関には、タオルマットやラグを敷いておくと、花粉が舞いにくくなることが期待できます」(重政さん)

上手な換気と掃除で、花粉に負けないで過ごしましょう。

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