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北陸はJPCZの影響で積雪急増 6時間で30cm以上のドカ雪に

2021/02/17 13:51 ウェザーニュース

今日17日(水)の日本付近は強い冬型の気圧配置になっています。活発な雪雲が次々に流れ込んでいる北陸で雪が強く、わずか6時間で新たに30cm以上の雪が降り積もりました。

JPCZが停滞しドカ雪続く

北陸はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う発達した雪雲により、1時間に5cmを超えるようなドカ雪が続いています。13時までの6時間で降った雪の量は、新潟県上越市・高田で39cm、糸魚川市・能生で35cmと新潟県内で特に多くなっています。また、富山県も雪が強まり13時前に大雪警報が発表されました。

新潟県長岡市の様子(17日(水)13時前に撮影)

JPCZは日本海で違う方向の風がぶつかることで形成され、比較的狭い範囲に集中的に雪を降らせます。今日はJPCZの位置に大きな変化がなく、午後にかけても北陸から山形県、福島県にかけて強い雪が続く見込みです。

この先24時間でさらに50cm以上の雪が予想され、山間部では70cmを超える可能性もあります。短期間で積雪が急増することによる路面状況の著しい悪化や山間部での雪崩、市街地での落雪などのおそれがあります。除雪作業を行う場合は、十分に安全を確保するようにしてください。
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参考資料など

動画:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
かんすけさん