西日本の各地は今日の夜明け前から雪に変わった所が多く、関西エリアや九州、四国など広い範囲で雪になっています。10時時点の積雪は熊本県南阿蘇村で2cm、鳥取県境港市で1cmを観測しました。

風も強いため積もっていない所でも吹雪で見通しの悪い所があり、最大瞬間風速18.7m/sを観測している伊万里市では、近い所も霞んで見えないくらいになっています。9時30分現在、山口県と長崎県の一部には暴風雪警報が発表中です。
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北陸から東北南部にかけては山沿いを中心に1時間に5cm前後の強い雪が断続的に降っています。10時までの6時間で、山形県大蔵村・肘折が26cm、新潟県糸魚川市・能生で28cm、阿賀町・津川で27cmの雪が新たに積もりました。昨日からの24時間では多い所で50cm以上、積雪が増加しています。

これから今夜にかけて雪の強い状況が続き、明日18日(木)も雪が降りやすくなる見込みです。19日(金)昼までの48時間で予想される積雪は、北陸から山形県にかけての内陸・山沿いで50cmを超え、局地的には1m以上の大雪となるおそれがあります。

西日本でも近畿北部から中国の山沿いは30～50cm、市街地でも10cm以上の雪が積もり、九州や四国の市街地でも気温の下がる今夜は雪が積もりやすくなる見込みです。

短期間積雪が増加することによる路面状況の急速な悪化や山間部での雪崩、市街地での落雪などの危険性が高まるため警戒が必要です。
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北海道のオホーツク海沿岸を低気圧が南東にゆっくり進んでいて、その南側で気圧差が大きく局地的に風が強まっています。昨日ほど広範囲の暴風ではないのの、瞬間的には30m/sを超える風が吹き、視界がほんとんど効かないホワイトアウトの所もあります。吹き溜まりも出来ているため、移動が困難な状況です。

午後は少し吹雪の落ち着くタイミングもある見込みで、買い出しなどは吹雪のピークを避けるようにしてください。道北を中心に夕方から夜は再び状況が悪化する可能性がありますので油断をせず、外出は手短に済ませたほうが良さそうです。
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