低気圧は15時の時点で朝鮮半島付近を進んでおり、温暖前線に当たる雲の帯が北陸西部へと伸びています。低気圧の本体は今夜遅くに北陸付近に達し、中心から伸びる前線が近畿から中国、九州を通過する見込みです。

低気圧や前線の周辺では雲が発達し、一時的に強い雪や雨の降ることがあります。活発な雲が通過するタイミングでは雷やアラレ、突風などを伴うおそれがあり、注意が必要です。
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低気圧の後ろには強い寒気が控えているため、雨の所も次第に雪へと変わっていきます。明日17日(水)の朝にかけては内陸部を中心に雪が強まるため、積雪が急増する予想です。

特に北陸の山沿いでは今夜から明日朝までのひと晩で、30cmを超える新たな雪の積もる所があります。路面状況が急速に悪化する可能性がありますので、夜間帯に車で移動する必要がある場合は、スタックした時などの備えが欠かせません。

また、冬型の気圧配置は明日の昼間から明後日18日(木)にかけて続いて、断続的に雪が降り続く見込みです。山沿いでは雪崩、市街地では屋根からの落雪などに警戒をしてください。
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