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桜開花予想2021 3月19日に東京から桜開花スタートへ 全国的に平年より早い傾向

ウェザーニュース 第三回桜開花予想

2021/02/17 14:46 ウェザーニュース

■開花予想のポイント ■

・3/19に東京から開花スタート
・強い寒気で休眠打破の遅れはない見込み
・厳冬と春の暖かさで生長加速の可能性

来る桜の季節にむけて、ウェザーニュースでは2021年「第三回桜開花予想」を発表します。
過去17年間に「さくらプロジェクト」参加者から寄せられた200万通以上の桜リポートと気象予測をもとに算出。ご自分の家の近くの桜はいつ頃に咲き始めるのか、参考にしてみてください。

3/19に東京から開花スタート

全国の主な名所の桜開花予想
2021年のソメイヨシノの開花は、平年より早いところが多い予想です。

昨年・例年(過去5年平均)と比べると同じくらいのところが多いですが、関東や東北では、記録的に早く開花した昨年と比べると、5日前後遅くなると見込みです。

西・東日本の3月の気温は平年並かやや高い予想で、桜のつぼみは順調に生長します。

天気は周期的に変化しますが、後半ほど晴れる日が多くなり、日差しの暖かさが開花を後押ししそうです。全国に先駆けて3月19日に東京から開花がスタートし、21日に横浜、福岡、高知が続く予想です。3月末までには西・東日本の各地で開花し、4月上旬には新潟や長野でも開花する見込みです。


北日本の3月から4月の気温は平年並から高い予想で、つぼみの生長は順調に進みます。

4月1日に仙台、福島から開花がスタートし、4月下旬には桜前線が北海道に上陸します。4月23日に札幌で開花し、5月9日には釧路でも開花を迎える予想です。

強い寒気で休眠打破の遅れはない見込み

桜の花芽(生長すると花になる芽)は、気温の高い夏から秋にかけて作られ、冬になると休眠して一旦生長が止まります。

その後、真冬の厳しい寒さに一定期間さらされると、花芽が休眠から目覚め(休眠打破)、開花に向けて再び生長を始めます。桜の開花には、春の暖かさだけでなく、冬の寒さも必要です。

昨年末から今年の1月上旬にかけて度々訪れた寒気は記録的な大雪をもたらしました。

この影響で全国的に桜のつぼみの休眠打破は行われたとみています。昨年は暖冬の影響で休眠打破が遅れた鹿児島でも、今年は休眠打破が進んでいると考えられるため、開花時期は平年よりやや早く、昨年よりも1週間以上早くなる予想です。

厳冬と春の暖かさで生長加速の可能性

今シーズンと同様に、冬季にラニーニャ現象が発生していた2018年の桜開花は、全国的に開花が平年よりも早く進み、近畿や山陰、東海、関東などで観測史上最も早い満開となったところがありました。

この年桜の生長が早くなったのは、ラニーニャ現象の影響で全国的に冬の気温が低く、休眠打破が確実に行われたことに加え、2月から3月にかけて暖かい日が増えてつぼみの生長が加速したためと考えられます。

今シーズンも度々の寒波で休眠打破はしっかりと行われたとみており、この先どれだけ暖かくなるかが、開花や満開の早さを左右するとみられます。

第四回桜開花予想は3月3日(水)に発表予定です。

桜の開花時期について

桜の開花時期は、年々早まる傾向にあり、東京で2011年〜2020年の過去10年間に平年の開花日よりも遅く開花したのは、2011年と2012年のわずか2回となっています。
これは、近年の気候変動や都市化の影響、さらに桜の老齢化も関係していると言われています。

桜の木は、樹齢を重ねるほど開花時期が早くなる傾向があります。このため気象庁では、開花や満開の状況に応じて標本木の代替わりなども行っていますが、気温が平年並に経過した年でも、開花時期が平年よりも早くなることがあります。

このような背景を踏まえ、ウェザーニューズの桜開花予想では、平年の開花日に加え、より最近の開花傾向を反映した例年の開花日を掲載しています。

※本記事では、開花について以下のように定義しています。
平年:1981年〜2010年の平均値
例年:2016年〜2020年の平均値

非常に早い:基準より7日以上早い
早い   :基準より5〜6日早い
やや早い :基準より3〜4日早い
並    :基準との差が2日以内
やや遅い :基準より3〜4日遅い
遅い   :基準より5〜6日遅い
非常に遅い:基準より7日以上遅い