低気圧が猛烈に発達
南から流れ込む暖かく湿った空気と大陸から流れ込む強い寒気の影響で、短時間で低気圧が急速に発達します。
各国の気象庁や世界各国の予報機関によるコンピューターシミュレーションでは、15日(月)9時には990hPa前後で紀伊半島の南を通過する低気圧が、16日(火)9時には950hPa前後まで発達してオホーツク海に達すると計算するモデルが多くなっています。
24時間で40hPa近く発達する低気圧は数年に1度です。
各国の気象庁や世界各国の予報機関によるコンピューターシミュレーションでは、15日(月)9時には990hPa前後で紀伊半島の南を通過する低気圧が、16日(火)9時には950hPa前後まで発達してオホーツク海に達すると計算するモデルが多くなっています。
24時間で40hPa近く発達する低気圧は数年に1度です。
15日(月)は太平洋側で本降りの雨
15日(月)は、低気圧の通過に伴って太平洋側の地域を中心に本降りの雨となり、一部で大雨になるおそれがあります。
低気圧の進路に近い東海や東北太平洋側では16日(火)9時までに多いところで100mm近い雨が予想されています。道路の冠水や河川用水路の増水に注意してください。
13日(土)の大きな地震で地盤が緩んでいるおそれがある東北太平洋側では融雪による雪崩や土砂災害の発生にも警戒が必要です。
» 最新の雨雲・雪雲レーダー
低気圧の進路に近い東海や東北太平洋側では16日(火)9時までに多いところで100mm近い雨が予想されています。道路の冠水や河川用水路の増水に注意してください。
13日(土)の大きな地震で地盤が緩んでいるおそれがある東北太平洋側では融雪による雪崩や土砂災害の発生にも警戒が必要です。
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日本海側を中心に大雪に警戒
16日(火)になると西高東低の気圧配置になり、上空には850hPa(上空約1,500m)で−9℃の非常に強い寒気が南下して、18日(木)にかけて日本列島をすっぽりと覆います。
日本海側を中心に雪が強まり、内陸部では1月7〜9日のような大雪に見舞われるおそれがあります。東北日本海側や北陸エリアの内陸部では、多いところで100cmを超える降雪が予想されているので、警戒が必要です。
除雪作業中の事故やスタックによる車両滞留など、大雪による災害が発生してもおかしくない状況です。
» このあとの積雪予想を確認(会員限定)
日本海側を中心に雪が強まり、内陸部では1月7〜9日のような大雪に見舞われるおそれがあります。東北日本海側や北陸エリアの内陸部では、多いところで100cmを超える降雪が予想されているので、警戒が必要です。
除雪作業中の事故やスタックによる車両滞留など、大雪による災害が発生してもおかしくない状況です。
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強風・暴風にも警戒を
雨雪に加えて強風・暴風にも厳重な警戒が必要です。
発達した低気圧はオホーツク海に達した後に動きが鈍くなり、18日(木)まで沿岸部を中心に警戒レベルの強風・暴風が続きます。北海道の道東では一時的・局地的に40m/s近い暴風が予想されています。更に暴風雪によるホワイトアウトや倒木による停電等により交通機関にも大きな影響が出ることが予想されます。
暴風に加えて高潮による冠水・浸水に警戒が必要です。高潮に対しても念のため備えを行ってください。
上空の寒気が南下して真冬のような厳しい寒さも続きます。荒天に警戒しつつ体調管理をしっかりと行うようにしてください。
» 10日先までの天気・気温
発達した低気圧はオホーツク海に達した後に動きが鈍くなり、18日(木)まで沿岸部を中心に警戒レベルの強風・暴風が続きます。北海道の道東では一時的・局地的に40m/s近い暴風が予想されています。更に暴風雪によるホワイトアウトや倒木による停電等により交通機関にも大きな影響が出ることが予想されます。
暴風に加えて高潮による冠水・浸水に警戒が必要です。高潮に対しても念のため備えを行ってください。
上空の寒気が南下して真冬のような厳しい寒さも続きます。荒天に警戒しつつ体調管理をしっかりと行うようにしてください。
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