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【福島県・宮城県で震度6強】雪の多い地域は揺れによる雪崩に注意

2021/02/14 02:11 ウェザーニュース

13日(土)の夜に福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、最大震度6強を観測。東北から近畿、中国にかけての広い範囲で揺れを感じました。雪の多い地域でも強い揺れに見舞われており、雪崩の発生に注意が必要です。

2m以上の積雪地域でも震度4の揺れ

東北地方の積雪分布と震度分布
今回の地震では震源に近い太平洋側だけでなく、東北の内陸部や日本海側にかけても震度4以上の揺れに見舞われました。2月半ばということで、東北の山沿いには依然として多くの雪が積もっており、1時の時点で269cmの積雪がある山形県大蔵村・肘折でも震度4を観測しています。

13日(土)は気温が上昇したこともあり融雪が進んだ中で強い揺れに見舞われ、積もった雪の状態が不安定になっているおそれがあります。現在、崩れていなかったとしても、余震によって雪崩が誘発されてもおかしくありません。

14日(日)も各地で気温が上がると予想されていますので、しばらくは雪の多い斜面には近づかないようにしてください。
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