福島県沖を震源とする強い地震により、北海道から近畿、中国地方にかけての広い範囲で揺れを観測しました。特に揺れが激しかったのが震源に近い宮城県から福島県にかけてで、宮城県蔵王町や福島県相馬市などで震度6強、宮城県石巻市や岩沼市、福島県福島市、郡山市などで震度6弱の激しい揺れに見舞われています。
国内で震度6強以上の揺れを観測するのは、2019年6月18日の山形県沖の地震以来となります。
防災科学技術研究所の速報解析によると、地震のメカニズムは西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型となっています。地震の規模は大きかったものの、深さが約60kmとやや深かったため大きな津波の発生はなく、若干の海面変動が予想される程度です。
国内で震度6強以上の揺れを観測するのは、2019年6月18日の山形県沖の地震以来となります。
防災科学技術研究所の速報解析によると、地震のメカニズムは西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型となっています。地震の規模は大きかったものの、深さが約60kmとやや深かったため大きな津波の発生はなく、若干の海面変動が予想される程度です。
東北から関東の広範囲で強い揺れを感じる
ウェザーニュース会員による地震の揺れ方の報告でも、震源に近い福島県や宮城県を中心に「すさまじい揺れ」、「激しい揺れ」が目立っており、青森県から関東にかけて太平洋側の広い範囲で「強い揺れ」を感じていることがわかります。
福島県沖では今回の震源よりも少し南で、2016年にマグニチュード7.4、最大震度5弱の地震が発生しました。この時は正断層型の地震で、深さが約25kmと今回の地震よりも浅いことから、タイプの違う地震と考えられます。揺れの強さの違いもこうしたメカニズムの違いに起因すると考えられます。
13日(土)24時現在で、震度1以上の余震と見られる地震は6回発生しています。一般的に今後1週間程度は強い地震の発生するおそれがありますので、周囲の状況を落ち着いて確認し、安全を確保するようにしてください。
»最新の地震情報
福島県沖では今回の震源よりも少し南で、2016年にマグニチュード7.4、最大震度5弱の地震が発生しました。この時は正断層型の地震で、深さが約25kmと今回の地震よりも浅いことから、タイプの違う地震と考えられます。揺れの強さの違いもこうしたメカニズムの違いに起因すると考えられます。
13日(土)24時現在で、震度1以上の余震と見られる地震は6回発生しています。一般的に今後1週間程度は強い地震の発生するおそれがありますので、周囲の状況を落ち着いて確認し、安全を確保するようにしてください。
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