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積雪地域は昇温で雪解け進む 屋根からの落雪やなだれに注意

2021/02/12 17:10 ウェザーニュース

この冬はたびたび強い寒波が襲来して、日本海側では雪が多く降りました。

今日12日(金)時点の積雪も、北日本は平年並みか平年より多いところが多く、秋田県の横手などでは平年の2倍以上の積雪となっています。

札幌は3月上旬並みの気温

一方、今日12日(金)は上空の寒気は後退し、北日本は広く高気圧に覆われて青空が広がりました。

日差しとともに気温が上がって、日中の気温は3月並みになったところが続出し、札幌でも最高気温が2.6℃と昨日よりさらに少し上がって、3月上旬並みの気温で、日差しの温もりが心地よく感じられました。

ただ、雪が残っているエリアでは雪解けが進んでいます。

路面状況の悪化に注意

明日13日(土)も北日本は晴れて、今日より気温が高くなる見込みです。積雪が多くなっているエリアでも気温が上がって、雪解けがさらに進むと考えられます。
これまで積もった雪が溶けて足元が悪くなったり、道路の冠水、雪解け水が一気に川に流れ込むことによる洪水、屋根からの落雪やなだれなどが心配されます。

できる対策は早めに行い、雪下ろしの作業は複数の人で行うなど、安全第一を心がけてください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
気まぐれジューゴさん