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2月中は寒暖差が非常に大きい 冬と春を行き来しつつ季節前進(気象庁1か月予報)

2021/02/11 15:05 ウェザーニュース

今日11日(木)、気象庁は2月13日から3月12日までの1か月予報を発表しました。来週に強い寒気の南下が予想されるなど、2月中は寒暖差が非常に大きくなります。冬と春と行き来しつつ、季節は進んでいきそうです。

来週は強い寒気南下 2月中は寒暖差が非常に大きい

この先1か月の予想気温
立春を過ぎて春を感じる日が増えてきましたが、来週は強い寒気の南下が予想されています。全国的に真冬の寒さが戻る見込みです。その後は月末にかけて一転して気温が上昇する可能性が高くなっています。

1か月の平均気温は九州から北海道で平年より高く、沖縄や奄美で平年並みか高い予想となっています。1か月を均すと高めではあるものの、一時的には平年を下回るほどの寒さとなる予想です。気温の変動が非常に大きく、体調管理が難しくなりますので、十分に注意をしてお過ごしください。

日本付近で低気圧が発達し、北陸や北日本で降水量は多い

この先1か月の降水量
冬の寒気と春の暖気がせめぎ合うことで、日本付近では低気圧が発達しやすくなります。全体としては暖気が優勢で、低気圧は日本海から北日本を通過しやすい見込みです。

このため、予想される降水量は北陸と北日本で平年並みか平年より多い予想となっています。高めの気温となることから、雪よりも雨が多く、急速に雪解けが進む可能性がありますので、注意が必要です。

関東以西はほぼ平年並みですが、低気圧が発達しながら通過する際は、風雨の強まることがありますので、油断は出来ません。
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