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関東の空は飛行機雲や虹色、シマシマなど賑やか 天気下り坂にはならず

2021/02/10 16:08 ウェザーニュース

今日10日(木)の関東は高気圧に覆われて晴れたものの、上空の高い所には雲が広がっています。

その影響で、関東の空には彩雲やハロ、飛行機雲、波状雲など様々な現象が見られています。

虹色の雲、彩雲

「彩雲」とは、太陽の光が雲を構成する水滴の間を通り抜ける時に分光(曲げられたり散乱したり)して、鮮やかな虹色となって雲を彩る現象です。

ハロと飛行機雲

薄い雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させることでハロが現れ、同時に飛行機雲も見えています。

飛行機雲がすぐに消えずに長時間残る時は、飛行機が飛ぶような高度の水蒸気が多いことを示しています。

シマシマ模様の雲

「波状雲」と呼ばれるシマシマ模様の雲も見られています。

「波状雲」は大気の波によって空気が上下に動くことで発生する雲です。雲が発生しやすい湿度や気温の条件が揃っている時に、空気が持ち上げられる所では雲が発生し、引き下げられる所では雲が消えます。そのため、波打つような形の雲になるのです。

虹色現象や飛行機雲が残るなど、こうした空の後に雲が厚みを増すと天気が下り坂に向かうことがあります。しかし、今回は高気圧に覆われた状態が続くため天気の崩れはなく、明日11日(木)の祝日も晴天が続く見込みです。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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