今後はエルニーニョ監視海域の西にみられる暖水が東進し、監視海域の海面水温が平年より低い状態は解消に向かうと予想されます。
エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、2月以降、平常に戻る確率が次第に高くなり、ラニーニャ現象が続く確率は3月になると30%、4月は20%に下がります。春にはラニーニャ現象が解消し、平常の状態に戻る見込みです。
エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、2月以降、平常に戻る確率が次第に高くなり、ラニーニャ現象が続く確率は3月になると30%、4月は20%に下がります。春にはラニーニャ現象が解消し、平常の状態に戻る見込みです。
3月以降は平年に近い状態に戻る
ラニーニャ発生時の冬の天候は統計的に目立った特徴はないものの、偏西風の蛇行を引き起こして、12月中旬以降、たびたび見られた寒波の襲来につながったと考えられます。
春に向けて徐々にラニーニャ現象が落ち着いていくことで、日本海側の多雪傾向もおさまり、気温も平年並みか高くなる見込みです。
» この先3か月の長期予報
春に向けて徐々にラニーニャ現象が落ち着いていくことで、日本海側の多雪傾向もおさまり、気温も平年並みか高くなる見込みです。
» この先3か月の長期予報
参考資料など
気象庁より