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北陸や東北は強い雨や雷に注意 今夜以降は大雪のおそれ

2021/02/07 09:51 ウェザーニュース

石川県輪島市の様子(7日(日)8時半頃に撮影)

今日7日(日)は寒冷前線の通過に伴い、東北から北陸の一部で雨が降っています。前線周辺では大気の状態が不安定になっているため所々で雨雲が発達し、9時30分までの1時間に山形県鶴岡市・荒沢で5.5mm、新潟県新潟市・巻で5.0mmの本降りの雨を観測。そのほかにも2~3mmの雨の所が多くなっています。

これから昼過ぎにかけて前線が通過していくため、東北南部から北陸を中心に1時間に10mm前後のやや強い雨が降る予想です。活発な雨雲の周辺では雨に加えて落雷やアラレなどの可能性もありますので、注意をしてください。
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今夜以降は寒気が南下し大雪に警戒

7日(日)21時の予想天気図
前線の通過後は上空の強い寒気が南下し、次第に冬型の気圧配置が強まります。今夜の段階で平地で雪の降る目安となる上空1500m付近の-6℃以下の空気が北陸付近まで流れ込んでくるため、現在は雨が降っている東北や北陸でも今夜以降はほとんどの所が雪に変わる見込みです。

明日8日(月)にかけてはさらに寒気が南下して9日(火)頃まで冬型が継続します。日本海側の広い範囲で断続的に雪が降り、北陸から東北南部にかけての山沿いでは最大で1m前後の新たな雪の積もる可能性があります。

ここ最近は気温が上昇したり雨が降るなどして、積もった雪の雪面が変化していると考えられます。その上に短期間で多くの雪が積もると山間部では雪崩、市街地では屋根からの落雪の危険性が増すおそれがあります。強い雪による路面状況の悪化にも警戒が必要です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ヨッシー@さん