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北日本は午前中、局地的に強い雪 秋田・横手は史上初の積雪2m超

2021/02/05 07:23 ウェザーニュース

今日5日(金)は北日本を中心に冬型の気圧配置が続いています。寒気のピークは過ぎたものの、北日本や北陸の一部には活発な雪雲が残っており、午前中は局地的な強い雪に注意が必要です。

秋田県横手で積雪が2mを超える

今朝の秋田県横手市の様子
6時までの1時間に山形県山形市や北海道名寄市で3cmの新たな雪が積もりました。昨日、観測史上1位の積雪を更新した秋田県横手市はその後もさらに雪が増加し、最大で203cmを観測。史上初の2m超えです。沿岸部では平均で10m/sを超える強い風が続いていて、吹雪になっています。

また、雪雲の一部は太平洋側まで広がり、宮城県内で雪の降っている所があります。長く続くことはないものの、一時的に強く降って、視界や路面が悪化することがありますので注意が必要です。
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東北は湿った雪や雨に変わり路面悪化のおそれ

5日(金)夕方の天気分布予想
北日本から北陸にかけては午前中いっぱい雪の降りやすい状況が続き、山沿いの多い所ではさらに10~20cmの積雪が予想されます。

午後になると寒気が後退し、東北では湿った雪や雨に変わる所がある見込みです。昨日から積雪が大幅に増加した所に湿った雪や雨が降ることで、路面状況が悪化するおそれがあります。屋根からの落雪や雪崩の発生しやすい状況も続きますので、引き続き注意をしてください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
マオさん