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北海道は極寒の立春に 昼間も-10℃に届かない所が多数

2021/02/03 14:15 ウェザーニュース

立春の今日3日(水)は北海道上空1500m付近に-20℃以下の、ひと冬に何度もないような強い寒気が流れ込んでいます。朝から気温がほとんど上がらず、昼間でも厳しい寒さです。

特に気温が低いのは道北から道東オホーツク海側で、ほぼ全域が-10℃未満の濃い青色の表示になっています。14時の気温は稚内市で-14.2℃、旭川市で-11.0℃しかありません。

稚内市は日付が変わった直後の0時01分に観測した-12.3℃がこれまでの最高気温です。夜は若干気温が上がる予想ではありますが、このまま-12℃に届かなければ2019年2月8日以来、2年ぶりとなります。

明日も厳しい寒さが続く

4日(木)の北海道の天気と気温
明日4日(木)も北海道は強い寒気に覆われたままです。ピークは過ぎるため、今日に比べると気温は上がる予想ですが、厳しい寒さには変わりがありません。

最高気温は稚内で-10℃、旭川は-8℃、札幌が-6℃の予想です。平年よりは大幅に低く、万全な防寒が欠かせない一日になります。

明後日5日(金)になると寒さはだいぶ和らぎ、週末は道央や道南を中心に一転してプラスの気温となる見込みです。今日、明日の厳しい寒さだけでなく、気温変化にも注意をしてください。
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