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来週は関東より西で気温が高い一方、北海道は低温の予想(気象庁早期天候情報)

2021/02/01 18:06 ウェザーニュース

明日2日(火)は節分、明後日3日(水)は立春です。暦の上では春になります。
暦に合わせるように暖かくなる予想で、気象庁は関東や東海、西日本、南西諸島に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

来週は寒気の南下が北日本止まりとなり、関東以西は暖かい空気に覆われるため、7日(日)頃から5日間の平均気温が平年を2℃以上、上回る可能性が高いとしています。

一方、北日本は寒気の通り道となって、特に北海道は8日(月)頃から5日間の平均気温が平年より3℃以上低くなる可能性が高い予想です。北海道には「低温に関する早期警戒情報」が出されました。

▼平均気温の平年との差
北海道
−3.0℃以上 (2/8頃からの5日間)

関東甲信
+2.5℃以上 (2/7頃からの5日間)

東海
+2.6℃以上 (2/7頃からの5日間)

近畿
+2.7℃以上 (2/7頃からの5日間)

中国
+2.7℃以上 (2/7頃からの5日間)

四国
+2.8℃以上 (2/7頃からの5日間)

九州北部
+3.3℃以上 (2/7頃からの5日間)

九州南部・奄美
+3.1℃以上 (2/7頃からの5日間)

沖縄
+2.5℃以上 (2/7頃からの5日間)

関東以西では季節外れの高温になるため、農作物の管理に注意が必要です。また、山沿いなど雪の多いエリアでは融雪による屋根からの落雪や雪崩のおそれがあります。

北海道は低温となりますので、体調管理を崩さないよう健康管理をしっかり行ってください。

早期天候情報とは?

原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、 5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に気象庁から発表されます。
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