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週間天気 立春を迎え暦の上では春、関東などは晴天続く

2021/02/01 14:41 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・3日は立春、翌4日は春一番の可能性
・北日本は雪の降りやすい空が続く
・西日本、東日本は穏やかな週末に

3日は立春、翌4日は春一番の可能性

今年は124年ぶりに節分を2月2日(火)に迎え、3日(水)が立春です。

暦の上で春が始まってすぐの4日(木)、低気圧と大陸にある高気圧との間で気圧傾度が大きくなり、特に低気圧の南側で風が吹き荒れるおそれがあります。

関東地方では
・立春から春分までの期間
・日本海に低気圧がある
・強い南寄りの風が吹き気温が上がる(東京で8m/s以上の風で前日より気温が高い)
が春一番の条件とされていますが、4日(木)に条件に達する可能性もあります。

前年までより節分が一日早かったこともあり、4日(木)に春一番が観測されると、統計開始以来最も早い春一番となります。

また、風が強まると花粉飛散への心配も高まります。少しずつ症状を感じている人も出てきているため、マスクは万全という方も、メガネ着用や薬の服用など対策を進めたほうが良さそうです。
» ウェザーニュース花粉情報

北日本は雪の降りやすい空が続く

3日(水)は北海道に非常に強い寒気が流れ込み、道北などは大雪に要警戒。北陸もJPCZ(風のぶつかり合いで形成される雲の発達しやすいライン)の影響で雪が強まるおそれがあります。

その後も短い周期で低気圧が北日本を通過するため、低気圧接近のタイミングでの湿った雪の強まりや、風の強まりにも注意が必要です。

西日本、東日本は穏やかな週末に

週末は北日本を低気圧が通過し、冬型の気圧配置に移行します。

西日本、東日本は晴れる地域が多く、低気圧の通過する6日(土)は暖気が北上するため一旦気温が上がります。

関東は7日(日)も気温が高く、穏やかな週末になる予想です。

一方、北日本は低気圧の接近・通過に伴い、6日(土)は湿った雪が積もるおそれがあります。低気圧の位置や発達度合いには、まだ予想に幅があるため、随時最新見解をご確認ください。
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