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2月は荒天でスタート 週明けは全国的に風雨が強まるおそれ

2021/01/31 17:20 ウェザーニュース

2月スタートは全国的に荒天となるおそれがあります。低気圧や前線が日本列島を通過する影響で、広い範囲で雨や雪が降り、風も強まる見込みです。

低気圧や前線が日本列島を通過

2月1日(月)夜の予想天気図
明日2月1日(月)は日本海北部に前線を伴った低気圧が発達しながら進んできます。低気圧や前線の接近により、日本海側の早い所では明日の午後から雨や雪が降り出す見込みです。

低気圧に向かって強い南風が吹き込み、日本列島の上空には暖かな空気が流れ込みます。東北や北海道でも雪ではなく、雨で降り出す所が多い予想です。前線周辺は大気の状態が不安定で、雨雲が発達しやすくなりますので、短時間の強い雨や落雷、突風などに注意が必要です。

気温上昇による融雪に注意

ここ数日の冬の嵐で積雪が増加した北陸や北日本でも、暖かな南風によって気温が上がります。各地の最高気温は今日15時の段階で積雪が236cmの新潟県十日町市で8℃、162cmの秋田県横手市で5℃など、平年を大きく上回る予想です。

融雪が急速に進んで山沿いでは雪崩の危険性が増し、市街地では屋根からの落雪や路面状況の悪化が考えられます。外出や除雪作業を行う場合は十分に注意をしてください。

全国的に南よりの強風 関東など交通機関への影響も

2日(火)早朝の風の予想
明日の午後から2日(火)の午前中をピークに全国的に風が強まります。特に関東南部の東京湾周辺で風が強く、2日(火)の朝は瞬間的には20m/sを超えるような風が吹く見込みです。

沿岸部を走る電車が遅延するなどの影響が出る可能性がありますので、最新の交通情報や運行情報の確認が必要です。風による飛来物の危険性もありますので、飛びやすいものは予め室内に取り込んでおくようにしてください。
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