1月の平均気温は北日本や北陸で平年より低い
1月1~30日までの全国の気温の平年差を見ると、寒気の影響を受けやすかった北日本や北陸で平年よりも低くなりました。一方で、関東から西は平年並みか高めの所もあります。
▼1月の平均気温と平年差
札幌 -4.4℃(-0.8)
仙台 1.2℃(-0.4)
新潟 1.9℃(-0.5)
東京 5.4℃(+0.2)
名古屋 5.0℃(+0.5)
大阪 6.1℃(+0.1)
福岡 6.9℃(+0.3)
那覇 16.8℃(-0.2)
▼1月の平均気温と平年差
札幌 -4.4℃(-0.8)
仙台 1.2℃(-0.4)
新潟 1.9℃(-0.5)
東京 5.4℃(+0.2)
名古屋 5.0℃(+0.5)
大阪 6.1℃(+0.1)
福岡 6.9℃(+0.3)
那覇 16.8℃(-0.2)
1月中旬からは寒暖差が非常に大きくなる
東京と福岡の日別の最高気温を見ると、年が明けてからしばらくは寒波の影響で最高気温が10℃に届かない日が多く、特に8日の福岡は雪となって最高気温1.7℃の厳しい寒さとなりました。
13日頃から状況が一変し、20℃前後の春本番の陽気とがあったかと思えば、再び10℃に届かない寒さになるなど、寒暖差が非常に大きくなっています。
寒気が断続的に流れ込んだ一方で、中旬以降は南からの暖かな空気も西日本や東日本の上空まで広がってきたためです。
例年であれば一年のうちで最も寒くなるのは1月後半から2月上旬となることが多いものの、今年は12月後半から1月前半にかけてが特に寒かったと言えそうです。
13日頃から状況が一変し、20℃前後の春本番の陽気とがあったかと思えば、再び10℃に届かない寒さになるなど、寒暖差が非常に大きくなっています。
寒気が断続的に流れ込んだ一方で、中旬以降は南からの暖かな空気も西日本や東日本の上空まで広がってきたためです。
例年であれば一年のうちで最も寒くなるのは1月後半から2月上旬となることが多いものの、今年は12月後半から1月前半にかけてが特に寒かったと言えそうです。
1月は北陸で雪が多い傾向
寒波の影響を強く受けた1月上旬は日本海側の各地で大雪となり、特に北陸では記録的な大雪の所もありました。富山市は7日頃から急速に積雪が増加し、10日に最大128cmを観測。富山市で100cm以上の積雪を記録したのは、1986年以来35年ぶりのことです。
ただ、その後は長期間に渡るような寒波がなかったため、積雪が大幅に増えることはなく、1日に降った雪の量としては29日の17cmが目立つくらいです。
1月の降雪量を平年と比較すると、札幌や秋田などは平年よりも少なく、北陸に雪が集中したことがわかります。鳥取や兵庫県豊岡など西日本の日本海側は平年に比べると少ないものの、記録的暖冬だった去年や一昨年よりは大幅に増え、2018年と同水準です。
▼1月の降雪量と平年比
札幌 137cm(79%)
秋田 113cm(82%)
富山 202cm(127%)
豊岡 79cm(63%)
鳥取 56cm(64%)
ただ、その後は長期間に渡るような寒波がなかったため、積雪が大幅に増えることはなく、1日に降った雪の量としては29日の17cmが目立つくらいです。
1月の降雪量を平年と比較すると、札幌や秋田などは平年よりも少なく、北陸に雪が集中したことがわかります。鳥取や兵庫県豊岡など西日本の日本海側は平年に比べると少ないものの、記録的暖冬だった去年や一昨年よりは大幅に増え、2018年と同水準です。
▼1月の降雪量と平年比
札幌 137cm(79%)
秋田 113cm(82%)
富山 202cm(127%)
豊岡 79cm(63%)
鳥取 56cm(64%)
2月は寒暖差が大きい見込み
28日(木)に気象庁が発表した1か月予報によると、2月の気温は西日本、東日本で平年より高く、北日本で平年並みとなる予想です。1月後半と同様に、暖かな空気と寒気がせめぎあい、寒暖差が大きくなると見られます。北日本は一時的に強い寒気が流れ込むことで、雪のまとまることがある見込みです。
冬から春へ季節が移り変わる時期で、体調管理が難しくなりますので、注意が必要です。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向
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