JPCZ（日本海寒帯気団収束帯）に伴う活発な雪雲が次々に流れ込んでいる北陸や、前線が通過中の北海道道東を中心に雪の強まっている所があり、15時までの1時間に積もった雪の量は、新潟県上越市・安塚で13cm、十日町市で8cm、北海道浦幌町で9cmに達しています。局地的には3時間で30cm前後の積雪が増加している状況です。

発達した低気圧に近い北日本の沿岸部は風も強く、山形県酒田市では13時18分に26.6m/s、青森県八戸市では14時15分に22.7m/sの最大瞬間風速を観測しました。

今夜から明日にかけても雪の降りやすい状況が続きます。北陸の山間部ではさらに50cm以上の雪の積もる所があり、北陸から東北の内陸部は30cm前後の雪が積もる見込みです。また、北海道はオホーツク海側で最も雪が多く、30cm以上が予想されています。

札幌市を含む日本海側も、シアーラインに伴う活発な雪雲が通過するタイミングでは短時間に積雪が増加する可能性があるため油断が出来ません。

急激な路面状況の悪化による立ち往生や、山間部での雪崩などに厳重な警戒が必要です。
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発達した低気圧に近い北海道の道南から東北北部にかけては今夜から明日午前中にかけて風の強い状態が続きます。特に津軽海峡周辺は西寄りの風が吹き抜けやすく、瞬間的に30m/sを超える暴風となる予想です。

風が強い状況下で雪が降ることによって視界が悪くなります。夜間から早朝の移動は危険を伴うおそれがありますので、できるだけ避けるようにしてください。

暴風による飛来物や停電などのおそれもありますので、警戒が必要です。
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