facebook line twitter mail

今年最初の満月 ウルフムーン

2021/01/28 20:23 ウェザーニュース

今日28日(木)は曇りや雨のところが多くなっていますが、北陸から近畿周辺、四国や九州の太平洋側などではまん丸なお月さまが見えています。

今夜のお月さまは、日付が変わって明日29日(金)午前4時17分頃に満月の瞬間を迎えます。

雲の隙間から満月が顔を覗かせるかもしれません。是非夜空を見上げてみてください。

1月の満月、英語で“Wolf Moon”

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。

1月は”Wolf Moon(狼月)”です。1月は、「真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠え」にちなんで名付けられています。

現象おさらい 満月とは

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。

そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。

地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
>>お天気ニュース 記事一覧

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
COCOAさん