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続いていた寒さは解消傾向で、例年より早い春の訪れへ(気象庁3か月予報)

2021/01/25 15:30 ウェザーニュース

気象庁は25日(月)、2月から4月までの3か月予報を発表しました。

今後、寒気の影響を受けにくくなるため、気温は北日本、東日本、西日本は気温が平年並みか低く、沖縄・奄美は平年並みの予想です。

しばらく続いていた低温傾向は解消してくる見込みです。

春にかけて季節の歩みは早め

気温は、2月〜4月の3か月の気温を平均して見ると、北日本や東日本、西日本で平年並みか高く、沖縄や奄美で平年並みの予想です。

冬は低温傾向となるラニーニャ現象が昨年の夏から継続していますが、2月以降平常に戻る確率が次第に高くなり、春にはラニーニャ現象が解消する見込みです。

2月は寒気の影響を受けにくくなって、気温は東日本や西日本は平年並みか高く、一時的に寒気の影響を受ける北日本や沖縄・奄美で平年並みの寒さとなる見込みです。
3月以降は、東日本や西日本、沖縄・奄美で平年並み、北日本は高温傾向となります。
>>ラニーニャ現象に解消の兆し

北日本の多雪傾向は解消へ

3か月の降水量は、北日本、東日本、西日本で平年並み、沖縄・奄美で平年並みか少ない予想です。

沖縄は湿った空気の影響を受けにくくなります。

北日本から西日本では平年同様の天気変化で、太平洋側では周期的に天気が変わる見込みです。

なお、北日本日本海側の降雪量は寒気の影響を受けにくいため平年並みか少なくなり、これまで続いていた多雪傾向は今後解消される見込みです。
>>この先3か月間の天気傾向