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大寒の朝に咲く「霜の華」や「雪の結晶」

2021/01/20 09:30 ウェザーニュース

二十四節気「大寒」の今日20日(水)朝は、各地で冷え込みが強まり、厳しい冷え込みとなりました。

上空に寒気が残っていたことに加えて、日本列島は高気圧に覆われて風も弱く、地表付近の熱が上空へ逃げる放射冷却現象が強まったことが原因です。

六角形の芸術「雪の結晶」

長野県塩尻市より(20日7時頃に撮影)
長野県塩尻市では車についた美しい雪の結晶が撮影されました。撮影された方の手元の温度計では-12℃を観測していたそうです。

針状に伸びるものや、6つの平たい六角形が先端にあるものなど、様々な形が見られます。これは雪が降ってくるときの水蒸気の量や気温が関係していると言われています。
>>〔関連記事〕雪の結晶の形のヒミツ

窓には「霜の華」芸術的な模様

長野県小諸市より 朝焼けの空と窓についた霜
また、車のフロントガラスや家の窓に霜が降り、キレイな模様ができていたところも多くなりました。

今朝は内陸を中心に冷え込みが強まり、長野県や岐阜県などでは今季一番の寒さとなっています。

<今朝の最低気温>
 六厩(岐阜)  -18.0℃
 開田高原(長野)-17.2℃
 野辺山(長野) -14.7℃
 高山(岐阜)  -11.8℃

明日の朝も冷え込み強まる

今日の昼間も西日本・東日本では10℃に届かず、北海道や東北北部では真冬日になるところが多くなります。二十四節気の大寒にあうような寒さです。

また、明日の朝も今日と同じくらいの冷え込みが予想されています。今夜寝る際はしっかりと暖かくしてお休みください。車のフロントガラスが凍る可能性もあるので、車を使われる方は、少し早めに起きて準備をすると良さそうです。

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