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北陸は今年初の穏やかな青空 雪解け進むも週末は再び雪に

2021/01/15 16:14 ウェザーニュース

今日15日(金)の北陸地方は高気圧に覆われて、真冬には貴重な穏やかな晴天となりました。年末から寒波の襲来で雪の日が続いており、これだけ広い範囲で青空が広がるのは、年が明けて初めてです。

日差しがたっぷりと届いたことで気温も上がり、各地の最高気温は福井で10.5℃、金沢で11.7℃と今年初の10℃以上を観測。富山は7.7℃、新潟は6.9℃となっています。

日差しと気温の上昇により、大きな道路の雪はほとんどなくなりました。一方で屋根からの落雪などが起きやすくなっていますので、引き続き除雪作業中や外出時は頭上に要注意です。

週末は雨から雪に変化 寒さにも注意

16日(土)夕方の天気分布予想
ただ、まだ1月も半ば。晴天は長くは続きません。明日16日(土)は日本海を進む低気圧から伸びる前線が通過する影響で、平野部では雨、山間部では雪の降る所が多くなります。

前線の通過後は寒気が流れ込むため、雪の範囲が広がる見込みです。気温の上昇と雨によって雪が一旦、緩んだ後に、寒さと新たな雪が降ることで、山沿いでは雪崩が発生しやすくなります。市街地でも17日(日)は雪の積もる所がある予想です。

雪と同時に寒さも戻ってきますので、体調管理にも注意をしてください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ミジンコさん