北海道は平年より非常に早い開花となる予想です。「全国つぼみ調査」では「先が黄色に」以上に変化が進んだつぼみが先週よりも大きく増えて、「先がピンクに」変化したつぼみも現れ始めました。
この一週間で、つぼみの生長が大きく進んだことがわかります。　この先、天気は周期的に変化して一時的な寒の戻りがあるものの、下旬ほど晴れる日が増えてきます。5月にかけては平年より気温が高くなる予想で、開花の時期は昨年並から非常に早くなりそうです。　桜前線はいよいよ来週、津軽海峡を渡ります。函館は4月20日に、札幌は21日に開花し、開花から数日後には満開を迎える予想です。
その後、5月上旬にかけて道北や道東へと開花エリアが広がり、釧路は5月8日に開花して、今年の桜の開花は終盤へと向かいます。

3月25日に福島から開花がスタートし、先週4月4日には秋田で開花が発表されました。桜前線は東北北部まで到達しています。これまでに開花した福島、仙台、山形、秋田いずれも観測史上最も早い開花を記録しています。先週南部では満開ラッシュとなり、見頃の桜が多くなっています。　

これから開花する青森、盛岡も開花時期は平年より非常に早い見込みです。「全国つぼみ調査」では、開花に向けてつぼみの生長が加速していることがわかりました。「先がピンクに」変化したつぼみが半分以上あり、開花は目前です。この先は天気が周期的に変化して一時的な寒の戻りがあるものの、晴れる日が多くなります。4月の気温は平年よりも高く、一気に開花が進みそうです。

盛岡では8日、青森は12日に開花を迎えます。弘前公園(青森県)は4月13日に開花し、18日に満開を迎える予想です。

※「-」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、満開発表がなかった地点