太平洋赤道域の中部から東部に見られる海洋表層の冷水が冬の間は維持され、東部の海面水温は平年より低い状態が継続すると考えられます。
エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、2月以降、平常に戻る確率が次第に高くなり、ラニーニャ現象が続く確率は3月になると60%、4月は30%に下がります。春にはラニーニャ現象が解消する見込みです。
エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、2月以降、平常に戻る確率が次第に高くなり、ラニーニャ現象が続く確率は3月になると60%、4月は30%に下がります。春にはラニーニャ現象が解消する見込みです。
2月以降は平年に近い状態に戻る
ラニーニャ発生時の冬の天候は統計的に目立った特徴はないものの、偏西風の蛇行を引き起こして、12月中旬から1月上旬に見られたような、寒波の襲来につながったと見られます。
春に向けて徐々にラニーニャ現象が落ち着いていくことで、天候も平年に近い状態に戻る見込みです。7日(木)発表の1か月予報でも、気温、降水量はともに平年並みを予想しています。
» この先3か月の長期予報
春に向けて徐々にラニーニャ現象が落ち着いていくことで、天候も平年に近い状態に戻る見込みです。7日(木)発表の1か月予報でも、気温、降水量はともに平年並みを予想しています。
» この先3か月の長期予報
参考資料など
気象庁より