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ハロやアークが出現 東海や近畿などで空を彩る虹色現象

2021/01/11 15:32 ウェザーニュース

三連休最終日となる成人の日の今日11日(月)、午後になって青空の広がってきた愛知県など東海や近畿で、「ハロ」や「アーク」などの虹色現象が見られています。

様々な虹色現象をご紹介

【ハロ・日暈(ひがさ)】
太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のこと。 ハロは、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象。薄い雲が太陽にかかった時に見ることができます。

【アーク】
高層の雲(氷の粒で構成)の氷の結晶がプリズムの役割をして、太陽の光が屈折して色が分かれて、虹色の輝きが現われます。太陽を中心とし、できる位置で名前が変わります。

【幻日と幻日環】
太陽の横で、薄雲の中に現われる虹色に輝く現象。これを幻日(ゲンジツ)といいます。また、太陽の両端に出来た幻日を通る輪のことを幻日環といいます。

この虹色は下り坂サイン

現在は東海をはじめ西・東日本は日差しの届いているところが多く、上空に広がる薄雲の影響で虹色が現れました。

ただこのあとは、晴天をもたらしている移動性高気圧が東に去るにつれて湿った空気が流れ込み、明日は広範囲で雨や湿った雪が降ります。

そのため、今回の虹色現象は天気下り坂のサインと言えそうです。
» ピンポイント天気予報
京都府城陽市 1月11日(月)13:17
長野県松本市 1月11日(月)15:24

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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